最高の贅沢!もぎたてトウモロコシを蒸して食べた

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自家菜園

───どうすっかねぇ〜。

思い付く事はやった、指摘された部分は即日やった、これから先は草むしりと水やりだけ?。バタバタと過ごした日々からの解放。でもそれは目標を失った船のよう───畑に来ても暇なのだ。畑の真ん中で黄昏ていると、「これ食べな!」、もぎたてホヤホヤのトウモロコシを頂いた。トラックの荷台には、収穫したばかりのトウモロコシが山積み、さすがプロである。収穫のスケールが天元突破していて溜息が出る。

───トウモロコシの花言葉は財宝。

トウモロコシ価格の急騰の中、畑に立っていただけで3本のトウモロコシが手の中に。余程、物思いに耽っているように見えたのだろう。ブランコ乗ろか、滑り台しよか、ちょっと怖いなどうしよう…農家の人には公園で立ちすくむ幼稚園児のように見えるのだろう。このところ、入れ替わり立ち替わり何かを貰う。手ぶらで帰った記憶すら無いほどに。

───栽培方法を知れば、トウモロコシは別格な事が理解できる、別格なのだ。

スーパーに行けば、当たり前のように売られているのだけれど、トウモロコシは、1株あたり本丸1本だけを残す。他の実は躊躇なく間引きする残酷なシステムが繰り返される。

実が付き始めると、バンバンと収穫可能な茄子やトマトとは訳が違う。さらに、収穫から食べるまでの時間が短いほど旨い。もぎたては貴重なのである。てか、このトウモロコシ、生で食べられんじゃね?、たぶんイケる気がする。花言葉どおりの財宝が手のひらの中で輝いていた。

───今すぐ持って帰って蒸すっきゃない!。

今日のお芋さんは土佐紅(高知県産)。サツマイモを食べないと、朝のお通じがイマイチだから、それだけは譲れない。贔屓にしている鳴門金時の姿が消え、今は土佐紅がスーパーに並ぶ。しかも…お高くて泣ける。

───上の段にはトウモロコシ、下の段にはお芋さん。

スチームクッカー

いつものスチームクッカーで火を通す。だってそうでしょう?、スチームクッカーは優れもの。水を入れて放置プレーで極上の味に仕上がる。味付けもしなければ火力調整もしない。失敗の心配など何処にもないのだ。

───海原雄山だって文句は言うまい。

トウモロコシ

10分もあれば、食べ頃の蒸しトウモロコシが出来上がる。お芋さんの仕上がりはもう少し先である。即座にトウモロコシを引き上げ、代わりに玉子3個を乗せてふたをする。10分後にはゆで卵も出来上がる。こんな便利な調理器って他にある?。次は是非とも「せいろ」のが欲しい。

───何コレ?甘ぇ〜!。

口の中で金色の粒が弾け飛び、固定観念が裏返る。これが大自然の恩恵と言うやつか。香りや舌触り、甘み、旨み、天童よしみ。こんなのリピ確に決まってる。どんな語彙を当てはめてもベストな言葉が浮かばない。

どれくらい美味しいかと言えば、翌日、トウモロコシのタネを買って来た。ゴールドラッシュ、その名前が気に入った。うまく育てば9月頃、もぎたてのトウモロコシを再度味わえる。

───そのタネは冷蔵庫の中。

一度、寒い環境にタネを置くと、急激な温度変化で発芽が早まるのだとか。ネットからの受け売りだけれど、月曜日あたりから仕込みに入ろうと思う。

───そして今日。

桃

フレッシュな桃を頂きました、先日とは別の方から。次はメロン?、それともスイカ?、こんな事も自家菜園の楽しみ方のひとつなのだろう。

───感謝、感謝。

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