トウモロコシは生で喰うと美味い

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ゴールドラッシュの試し喰い
自家菜園

 トウモロコシの試し食い。

 もぎたての実にかぶりつくと、口の中で甘さと旨さが弾け飛んだ。美味である。まさに洗い立ての太陽の光でも喰っているような味であった。畑で食べるトウモロコシはガチで美味いと本気で思った。黄色い贅沢がそこにあった。それは去年の9月の話で、品種名はゴールドラッシュ。偶然、ホムセンで買った種。もぎたてなら生で食せる優れもの。我ながら、この選択は大当たりだったと今でも思う。

 だから来年もこの粒で泳ぐ……。

 この味に惚れ込んで、今年もゴールドラッシュを種から育てた。去年は僕より背が低かった。今年は僕より大きく育った。期待しない方がどうかしている。しかし、あの二週間放置プレイが徒となる。苗はラッシュと言う名の通り、僕の予測を遙かに越えた速度で成長していた。

 間引きのタイミングを見失う。

 昼勤と夜勤の隙間時間。相棒からのメールに目を通すと、何だか凄い展開になっていた。その内容に軽く興奮を覚えて、今日もサヨリは元気です。でも、この話が出来るのは随分未来の事になるのだろう。先ずはひとつひとつ順番に、目の前の課題を熟すのみ。

 自由な時間は1時間…。

 この隙間は畑に宛がう。畑は重大なトラブルが発生しているのだ。放っては置けない。でも、今日で目処が立った。けれど、この件を語れるのもまた未来の話。なので一切の質問も受け付けません(涙)。

 畑を揺るがす重大なミッションを終え、トウモロコシの間引きを始めた。株についた二本の実。そのうち小さい方を間引いてまわる。それは、10分も掛からない作業である。間引きながら試食する。ベビーコーンの生の味。それは、予測に反して微妙であった。不味くないけど甘くない。これは、八宝菜用だな。間引きタイミングが遅れた株からは、ヤングコーンを間引いて食べる。うーーーーーん、何か違う……。

 例えるなら女優とアイドル。

 去年のトウモロコシは口の中で、プチプチと甘さと汁が破裂した。アイドルのような元気の塊の食感だった。食べながらニヤニヤが止まらなかった。なのに、今年のトウモロコシにはそれが無い。甘いし美味い。そして女優のような上品さ。美味しいは美味しいのだけれど、爆発力がまだ足りない。もう少し実が熟せば去年の勢いが出るのだろうか?。正直、今は少し不安。期待値が高過ぎたのだろうか?。満足しているのに欲が出る。この答えは数日先に出るだろう。来週になれば全ての実を収穫するのだから。

 このトウモロコシは収穫が終わってもこのまま育てる。その大きな目的はガス抜きである。この畝は肥料をガツンと入れている。つまり、リセットを兼ねて茎が枯れるまでこのまま放っておくつもりである。そして、畝の下では小玉スイカがツルを伸ばす。スイカは水を嫌う性質を持つ。去年は水分過多でスイカが散々爆発した。だから、トウモロコシに水も抜いて貰わない手は無い。背の高い茎は直射日光避けにもなる。それに加えて支柱の代わりも果たしてくれる。小玉スイカがうまく出来れば来年もこの作戦を使おう。

 何が言いたいのかと言うと、仕事のバディが毎日のように、『トウモロコシ、生で食ったら美味いんか?』そう、トウモロコシの話を僕に振って来きます。いい加減、喰わせてやらないと煩くて仕方ない(汗)。

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