読む速度と書く速度

ポメラ
小説始めました

 本丸小説を書くための、一週間があっという間に過ぎ去った。今夜の記事は、その中間報告である。

 結局、最終プロットが決まったのは、先週土曜日の出来事である。つまり、月曜日から金曜日まで、一個前のプロットで書き進めていた。言い換えれば、書こうとしてたプロットを諦めたのが土曜日である。言い換えれば、人類滅亡案を断念した日である。

 そこから、新しくも地味なプロットで書き始め、最初から最後までの流れが分かるであろうカタチになったのが、月曜日の午前1時を回った頃である。ポメラのデータをiPadへ移動させ、それを元に相棒へメールした。文字数にして4万2千文字を越えるくらい。

 ただそれは、進行具合のご報告である。

 数日掛けて、読んでもらえればそれでよかった。文字数が文字数だし、文脈だってスーパーロボット対戦くらいのカオスっぷりで、今日もサヨリは元気です。僕の方も脱力感たっぷりで、とりあえず、今夜は寝ましょな状態である。

 翌朝、仕事に出る前にメールのチェックをすると、まさか、まさかの二度見した。それは、相棒からの「小説を読みました」のメールであった。朝、メールすればよかったと後悔した。それについては猛省している。気遣いが足りなかったと。

 だってそうでしょう? 相棒の睡眠時間を削ってしまった。きっと、彼は寝てないはずである。それと同時に驚きも隠せない。あの短時間で、4万文字が読めるものなのか? 分厚い魔法書を読み慣れている、そんな魔法使いだって、そんなに速く読めないだろう。初見だよ、初見だもの…。

 でも、新キャラの真意に気づいてくれたのが、何よりも嬉しかった(笑)

 自慢じゃないけど、僕は読むのがとても遅い。たぶんメチャクチャ遅いのだ。ある意味で、読む時間よりも書く時間の方が速いタイプ。

 小説は、イメージした場面を見たとおりに書くだけである。セリフはキャラが勝手に喋る。それは、ある意味でブログと同じである。妄想で現実でも、体験を吐き出しているという点では同じである。

 でも、読む作業は別物である。文字を読み、それをイメージに変換して理解する。それが僕には難しい…。それもトレーニング次第で速くなるそうだけれど、それが中々どうしてなのである。でもやっぱり、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。申し訳ないだけ小説を先に進めよう…。

 あの日から二日が経った。

 相棒に送った内容は、言うなればビールケースと同じである。全体像がビールケースで、ケースに収められたビンが目次である。話数は25話に決め込んでいる。もしかしたら1話を追加するかも知れない。それは投稿日数の調整用だ。けれど、それに大きな変化はない。

 ビール瓶の中身は不完全で、6割とか、4割とか、2割の瓶も存在している。今は、その瓶の中に文字を詰め込む作業である。今日の段階で6話まで進んだ。掴みの前段である。伏線を散らばす部分。そしてそれが、スカスカだった。でもこれからは、割と話が詰まっている。今夜は10話まで頑張るつもりだ。

 残った14話からは伏線の回収に取り掛かる。だから、前半戦よりも速く進められるだろう。ひと通りのカタチになるのは次の月曜日あたりである。その段階で再度、相棒へメールを飛ばす予定である。

 あの深夜のメールから1万文字ほどが増えた。ここまでは、それなりのカタチになったとも思う。最後まで書き切って、残りの半月をビールを熟成させる時間に充てようと考えている。右往左往しまくりだったけれど、12月の投稿までには間に合う目星がつきました。最終的に、6〜7万文字になるような気がしています。でも、それは分かりません(汗)

 現場からは以上です(笑)

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