猫はうんちで抗議する!

段ボールで眠る猫
猫の話
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 うちの猫が変なのか? はたまた、それが猫の習性なのか?

 うちのニャンコは、うんちで抗議します。

 事務所に戻ると、ニャーニャーの声に心臓が揺れる。それはいつもの日常で、今日もサヨリは元気です(笑) その鳴き声は、年を追うほど大きくなった。赤ちゃん返りでもしているのだろうか? そりゃ、そんなことをされたなら、たとえ老猫だろうが愛おしい。

「寂しかった? 抱っこしちゃうぞ~! この、このぉ~!!!」

 って、傍から見れば気持ち悪い行動だってやってしまう。声だって、2オクターブくらい高くもなるさ。

「てか、抱っこよりも飯だろ?」

 いつもそう、いつだってそう。僕に抱っこされたサヨリは、そんな顔をしているのだけれど……スキンシップも大切である。てか、そこは我慢して抱っこさせろや(笑) こんな毎日が続くのだが、事務所に戻れる時間が伸びれば、サヨリからの報復が始まる。それが、報復なのか? 復讐なのかは知らんけど……。

───サヨリは床にうんちを忍ばせる。

 ご丁寧に、一個だけ忍ばせる。

 もうね、何度、踏んだか分からない……絶妙な場所に、サヨリがうんちを忍ばせるのだ。サヨリのお留守番は八時間が限界で、十時間を超えると絶対何処かにあるんだよなぁ~、うんち爆弾。

「はぁ……ごめんな……」

 うんちを踏む度、ため息ひとつ。

 寂しいからか? 空腹だからか? それとも腹が立ってるからか? 彼からすれば、当然の行動のようである。一切、悪びれた素振りも見せず、逆に、してやったりの顔である。もしかしたら、ほくそ笑んでいるのかもしれない。

「おみゃーが悪いんだろ? おみゃーが、よーーー!!!」

 そんな勝ち誇った顔からの〝ごわぁーん!〟の連呼なのである。もしもサヨリが喋れたら、きっと、それ相当な罵声を浴びせられるのだろうな……そんな気にもなる勢いで〝ごわぁーん!〟が続くよどこまでも(笑)

 うんち爆弾はこの数年の話で、それやり始める以前には……かれこれ、五年ほど前だっけ? ゴミ箱を蹴散らかして抗議していた荒くれ者がコイツです(汗)

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