うちの猫の日常

水曜日(猫の話)

コタツ恋しき冬も終わり

コタツ恋しき冬も終わり……か?  水曜日は猫の話。  事務所の室温が20度を維持し続けている。日が沈み外の気温が下がろうとも、鉄筋コンクリート造の建物は夜の室温が高くなる。そんな性質があるのだろう。夏になると嫌でも体感できるのだけれど、室温32度を超えた記憶がまるでない。そんな意味からも、この部屋は割と快適だと思っている。  狭いコタツで冬を過ごした愛猫サヨリも、室温の高さに乗じて室内でウロウロしている。つーか、気に入った場所を見つけては転がっている。床、デスク、コタツの天板、リクライニング。ノマドワーカーのように移動を繰り返しながら、気がつけば僕の膝の上───お前、絶対に太ったろ?……僕の太...
水曜日(猫の話)

うちの老猫、カリカリ復活!

水曜日は猫の話。 「ごわぁ~ん!」 「また食うの?」 「ごわーん!」 「腹……壊すぞ?」 「ごわーーーん!!!」 「吐くなよ」 「わん!」 「おめぇーは、犬か?」  解ってんだか、解ってないのか? 何故だか猫との会話が成立している。愛猫サヨリが大飯ぐらいになってから、そろそろ一年が過ぎようとしている。あんなに食が細くて、何軒も食べられるものを探してスーパーを梯子したのに。パウチを沢山食べるようになった。とはいえどもだ……これから気温が上がるとちと困る。だって、そうでしょ? パウチって、あれだ……お皿に出したら腐るから。もしも残して、仕事の間にそれを食べたら……腹を壊すに決まってる。それはとても...
水曜日(猫の話)

うちのニャンコの「ご飯のおかわり!」モノ申す

水曜日は猫の話。  猫はご飯を残しがち、うちのサヨリもそうだった。どういうワケだか、少し残して目もくれない。酷いときには、半分以上もカリカリを残して目もくれない。なのに、新しいのを与えると、胃袋をリセットでもしたように食べている。この頃から、僕にとっての猫の存在は謎だった。いつも隣の不思議ちゃんが、置物のように座っていた。かれこれ、十年以上も昔話だ。  その不思議ちゃんは健在で、食欲は当時よりも多いように感じている。まぁ、僕の顔を見れば「ごわぁ~ん」である……他に言うことないのかね?それでも、老猫には問題がある。胃袋は若いつもりなのだろうが、度を越せば吐き戻す。誰がゲロの掃除をするのかね? だ...
水曜日(猫の話)

猫はうんちで抗議する!

水曜日は猫の話。  うちの猫が変なのか? はたまた、それが猫の習性なのか?  うちのニャンコは、うんちで抗議します。  事務所に戻ると、ニャーニャーの声に心臓が揺れる。それはいつもの日常で、今日もサヨリは元気です(笑) その鳴き声は、年を追うほど大きくなった。赤ちゃん返りでもしているのだろうか? そりゃ、そんなことをされたなら、たとえ老猫だろうが愛おしい。 「寂しかった? 抱っこしちゃうぞ~! この、このぉ~!!!」  って、傍から見れば気持ち悪い行動だってやってしまう。声だって、2オクターブくらい高くもなるさ。 「てか、抱っこよりも飯だろ?」  いつもそう、いつだってそう。僕に抱っこされたサ...
水曜日(猫の話)

老猫飼いに言わない方がよい一言

水曜日は猫の話。 ───痩せたねぇ……  猫でも、犬でも、年老えば痩せてくる。人間の年齢に当てはめて、七十代、八十代の老体で、ぽっちゃりさんは割と少ない。飼い主が食事に気を遣うのと、猫も食が細くなるからだ。我が家の老猫サヨリも例外ではない。食は太いが体は細い。ガリガリではないのだが、ほっそりとしたスリムな体系を維持している。たぶん、現状がベストサイズ。  だって、そうでしょ? この子、僕の知る限りでは、太った経験が一度もないのだ。だから、わざわざ太らせる必要性すら感じない。食べる量は多いのだから、瘦せの大食い体質なのだろう。いわゆる、ギャル曽根体質だ(汗)  そのすべてを理解した上で「痩せたね...
水曜日(猫の話)

キッスは目にして

水曜日は猫の話。  うちのにゃんこはキス魔である。  腹が減るとキス魔に変身。隙あらば、僕の唇を奪おうとする。キスと言ってもディープな方で、今日もサヨリは元気です(笑) 猫の糸状乳頭が唇に当たると痛いのだ。糸状乳頭しじょうにゅうとう……エロい響きだ。その正体は猫の舌に標準装備されているザラザラである。猫の舌で指を舐められても痛いのに、そんなのが口の中に入ると激痛だ。昔はチューなどしなかったのに、むしろそんなの嫌がっていたのに、突如、去年の夏ごろからやり始めた。それは、老猫の気まぐれ? 新たに見つけた愛情表現? それとも、NNN(ニャンニャンネットワーク)からの指令だろうか? そうなれば、サヨリ...
水曜日(猫の話)

明日は猫の日

水曜日は猫の話。  そして、明日は猫の日である。  猫の日のSNSは、すごいよぉ~。〝ネットを猫の写真で埋め尽くせ!〟の勢い半端ない。自慢の愛猫投稿はあたり前田のクラッカー。猫を飼ってない人だって、猫嫌いな人だって、どこからか猫の写真を引っ張ってSNSにアップしている。言わば2月22日は、日本列島が猫の祭典で湧いていて、今日もサヨリは超元気(笑) ※トップ画像は2017年5月の記事から選びました。  〝猫ブーム〟が始まったのは2007年頃からだったっけ? どんなブームも一瞬で、スポットライトが当たる期間はあっという間に過ぎてしまう。そういえば、ピコ太郎さん元気かなぁ? ブログの肥やしに頑張って...
水曜日(猫の話)

愛猫と毎日口喧嘩!

水曜日は猫の話。  バレンタインだけれど、猫で書く(笑) 「ごわぁ~ん!」  いつもそう、いつだってそう……事務所にもどるとコレである。うれしいけれど、愛猫の食欲が凄まじい。食欲は健康のバロメータというけれど、一度には与えない。調子こいて食べさせると、吐き戻してしまうからだ。なのにその後、素知らぬ顔で食べるのだ。酒飲みが吐きながら飲む感じ。そんな不経済なことなどやってられない───片付けするのは誰?って話だ。だから、オペレーション梟ストリクス。サヨリのご飯は小分けである───全ては世界平和のために。 「ちょっと待って」  上着くらい脱がせておくれよ。ほら、荷物だってあるんだし。 「ごわぁ~ん!...
水曜日(猫の話)

お猫のお耳のマッサージ

水曜日は猫の話。 ───うぉーい、肩こったなぁ~ガチガチじゃ!!!  肩はこれども金はない。マッサージなんて、何年も行った記憶がまるでない。その僕が、飼い猫にマッサージしているのも不思議です。  おい、幸せそうだな(笑)  猫には肩の概念がない。猫の鎖骨が小さく退化している。だから、肩の柔軟性が異常に高い。猫はね、あの小さな頭が通る空間があれば、全身が通りぬけられるんだよ。とはいえ、昨今の飼い猫は、ふくよかだ。だから、その限りではないのだけれど……。腹が引っかかる猫もいる。  つまり、僕がマッサージしてるのは、肩ではなくて首である。猫も首が凝るらしい。首をモミモミするだけで、目がとろーんとなっ...
水曜日(猫の話)

野良猫の寿命は2、3年

水曜日は猫の話。 ───野良猫の寿命は2、3年だと言われている。  病気、寄生虫、怪我、交通事故……田舎であっても、都会であっても、猫が生き抜く過酷さは変わらない。冬は塀の上で、屋根瓦の上で、駐車場の車の上で、日向ぼっこな猫でさえ、呑気に見えても明日の命はわからない。いつだって、生と死は隣り合わせなのだから。  その人生。  いや、にゃん生を生きるはずだった猫いる。そいつが僕の足をガッチリとロックしていやがる。のうのうと。  偶々、息子についてきて。偶々、うちの猫になって。どういうわけだか僕の管理下に入って。今はコタツの中で……爪を立てるな! ひっかくな! 僕の足が痛いじゃないか! ってことに...
水曜日(猫の話)

うちのにゃんこはエイリアン?

水曜日は猫の話。  愛猫サヨリが新たな技を獲得した。  僕はフェイスハガーと呼んでいる。フェイスハガーとは何なのか? その前に、これまでの足取りを語るとしよう。サヨリがとった戦略の足跡を……と、仰々しく書いてみたけれど、どこにでもある猫の話である。  猫であるなら、生き物ならば。切っても切れない習性がある。それは、猫の三大欲求。言い換えれば、寝る、食う、出す。もちろん、出すはウンチのことだ。猫は人に要求する生き物である。その中でも〝食〟に対してどん欲だ。あの手この手で意思を伝える。要求と呼ぶべきか?  若きサヨリは無口であった。だから、猫スリスリで空腹を伝えた。若い僕も対応が早い。テキパキとカ...
うちの猫の話

ダイソーの猫の首輪がご褒美デス(笑)

愛猫サヨリの首輪が可愛そげ。買おう、買おうと思いながらも忘れてしまう。そして、サヨリの顔を見て思い出して、今日もサヨリは元気です。
うちの猫の話

猫のドッキリは心臓に悪い

 嗚咽と共にサヨリの腹筋が大きく動く。ドリカムなら「あ・い・し・て・る」だけれどサヨリのそれは「は・き・ま・す・よ」である。まずい、まずい、まずい。時は一刻を争う状況。ポメラと、iPadと、スケッチブックを避難させなければ泣くに泣けない。ポメラもiPadも落としてはいけない。視線はサヨリに合わせながら、ゆっくりとポメラを移動。次にiPad、最後にスケッチブックを避難させる。
うちの猫の話

愛猫がトナカイコスで過ごしたクリスマス2022

クリスマスだものキミのファンサービスやってみる?。トナカイの帽子を被せてみると満更でも無さそうである。猫のトナカイはゴァ~ンと鳴いて夕食の続きを再開した。時折、パウチで汚れた顔を見せてはドンブリの中に顔を隠す。
うちの猫の話

うちのニャンコは老猫なのにめちゃ喰ってます

食が太いは大いに結構。でもちょっと多くは無いかい?。おまいさん、そろそろ虎にでもなるのかい?。大人の第三成長期が始まったような錯覚すら覚える喰いっぷりである。
エンタメ・テレビ

あれは反則!カルカンAIM30のCMが泣ける

テレビから流れたコマーシャルの歌詞に僕の心臓をブルンブルンと揺さぶられる。この瞬間、全国で10万人くらいが泣いたと思う。
うちの猫の話

冬のニャンコはひっつき虫

ガリガリと椅子の裾で爪を研ぎ、老猫とは思えぬ身体能力でひょいと僕の膝に乗る。人間ならSASUKEも真っ青なジャンプ力にいつも感心させられる。その力、数パーセントで良いから枯れたオイラに分けてくれ。
うちの猫の話

愛猫ハウス冬バージョン、肝心かなめはテーブルマークの貼らないカイロ

そんな冬の秘密兵器が断熱ハウスとカイロのコラボである。自慢じゃ無いけど自分で作って置いて優れものです。スタイロフォームは常夏を再現する魔法のアイテム。
うちの猫の話

Amazonの「にゃんにゃんホイホイ」は優れもの

あんな小さな空間に、無理矢理体をねじ込んだ。あの日から3週間が経過したのに、今なおサヨリのお気に入り。見るたびにホイホイの中で寛ぐ姿にほくそ笑む。ただ、僕がデスクで集中ゾーンに入ると邪魔に来るのは今までどおり。デスクの上から始まる人間観察。目を合わすと目を逸らされ、目を逸らすとガン見が始まる。
うちの猫の話

お猫様の換毛期から始まるブラッシングバトル 

世界的な猫ブームと言えども、その考えはお門違い。猫を愛でる人もいれば、猫を敵視する人も居る。それは当然で人間だもの。ご近隣様に迷惑を掛けぬように、サヨリさんが後ろ指をさされぬように。先手必勝、クシを手に持ちブラッシングを開始する。