ELECOM TK-FLP01試し打ちレビュー

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ELECOM TK-FLP01試し打ちレビュー
PC・タブレット・スマホ
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Amazon Fire7 タブレットを持ち歩き始めて半月が過ぎた。テキスト入力専用端末。そう、割り切って使えばコスパ最強だ。しかし、使い慣れ、物珍しさが薄れると不満が出てきた。

Fire7にでは無く自分にだ。

───フリック入力が遅い

練習を始めて数ヶ月、にわか仕込みフリック入力、思うように打てるわけがない。イライラする場面も多分に出てくる。キーボードの速さを知ってるだけでにイライラが止まらない。試しに手持ちのキーボードを繋いでみると爆速だった。6千円が良き仕事をしていた。どうしよう、どうしよう、どうしよう。せっかくコンパクトにまとめたのだから、ここで大きなキーボードを持ち歩くのもシャクに触る。

───もし、キーボードを買ってもハズレだったら

過去に何個ものキーボードを渡り歩いた僕だけれど、新しい機器を買うときはいつも怖い。だってそうでしょう?、僕はキー配列や打感など割と気にするタイプだから。それでもフリックより全然マシなのも揺るがない事実。

どうせ買うのならコンパクトなタイプ。Amazonで調べまくってELECOM TK-FLP01を選んだ。二つ折りでケース付き。そのケースはタブレットスタンドにトランスフォーム。一石三鳥の優れものに見える。

───5000円を切る価格にも魅力を感じた

貧乏人の安物買いにならなければ良いが…。

ヤマダ電機でELECOM TK-FLP01購入

善は急げ、Amazonをポチらず最寄りのヤマダ電機へ向かった。少し前にヤマダ電機に立ち寄った時、このキーボードを見た記憶があったからだ。価格はAmazonよりも千円近く高かったけれど、せっかく来たのだからと購入した。

───マクドナルドで開封の儀式

大きな箱の中にプラスチック製の小さな箱。その小さな箱はキーボードケースだった。その中に二つに折り畳んだキーボードが入っている。しかし、どうにもこうにも蓋が開かない。買った早々、パキッと壊れるのも精神衛生上よろしくない。

───慎重に慎重に

何度か繰り返している間にパカッと蓋が開いた。蓋をぐるりと回転させると、キーボードケースがタブレットスタンドに姿を変えた。か弱そうなプラスチックだけれど、iPadを縦に置いても大丈夫だった。iPad、iPad mini、iPod touch、Amazon Fire7。手持ちの端末全てを執筆時には縦置きで使いたい要望があった。

それはクリアされていた。

キーボードを開くと思っていた感じと違っていた。初めての二つ折り。エンターキー小せえ〜、キーがボタンだぁ、これ大丈夫なのか?オイ!。違和感というより、嫌な予感というやつだった。香ばしいハズレの匂いしか感じない。

とは言え、失敗は人生の年輪だからは避けたいところ。

───文字が打てればそれでヨシ

開き直って手持ち全ての端末へ接続を試みる。その前に2時間半の充電を行う。充電完了!、Fire7ヨシ!、iPadヨシ!、iPod touchヨシ!。何なく接続は行えた。問題はAndroid端末だった。つまり、本丸のFire7の方。キーボードに刻印された記号文字と対応文字とが異なる。それは専用アプリで対応するのだけれど、Amazon Fire7では無理っぽい。出来なくはないけれど、面倒なのでそのまま使う事にした。

───@とか滅多に打たないし、日本語が打てれば御の字だ

今、この記事を使ってテストしている最中である。本丸のAmazon Fire7で実践した買ったけれど、時間の都合もあり、迅速の行えるiPadからこの記事を書いている。入力方法は、SafariからWordPressのダッシュボード開き直接入力。

まずはキーボードの打感について。最初はどうだかなぁ〜、と何とも言えない不安を感じながら打ち始めた。予想以上に打感は良かった。マックで作業しても、コメダで作業しても、これなら打音も気にならないだろう。エンターキーが小さくて、タイピングミスの続発かと思いきや、そんな事も全然無かった。

僕はELECOMのTK-LCP01というiOS専用の有線キーボードをiPadに繋いて使っている。有線なのに値段が高い。物凄く打ちやすいキーボードだけれど、エンターキーを押し間違える事が多く、エンターだけは大きくして欲しいと切に願うキーボードだ。なぜか有線なのにお値段が高い。

新しいキーボードのキーは小さくなり配列はほぼ同じ。もうね、絶対ダメなやつじゃん。不気味な絶望感しか感じないじゃん。絶対、慣れるのに苦労するやつじゃん。かなり嫌な気分になったけれど、こちらの方ではエンターミスが全く無かった。その理由は申し訳ないけれど説明できない。

───僕の手のサイズに合っていたとしか言えない

キーボードの右側と左側とでタイプミスの確率が大きく変わる。右側では殆どタイプミスが起らない。けれど、左側でのタイプミスが頻発している。左側にある余計な空間が感覚を麻痺させるのだ。写真を見れば一目瞭然。全然不可能じゃないから。どうせなら隙間無くキー配置してくれれば良かったのに。

そう思いながらキーを叩いている。

新たなキーボードに触れてから、ここまで書き上げるのに費やした時間は40分だった。文字数は1794文字。実況方式だったので悪くないスコアだと思う。ゾーンに入るという意味合いならELECOMのTK-LCP01側に軍配が上がる。たとえエンターキーのミスタイプがあっても打ちやすい使い慣れたキーボードだ。

一方で、携帯性を重視したELECOM TK-FLP01の操作感も悪くは無かった。理想はこのキーボードとiPod touchの組み合わせだけれど、まだまだAmazon Fire7の力を借りる事になるだろう。

人様に勧めるか勧めないかと問われると、現段階では微妙なラインである。もう少し使い込んでから追ってレビューしたいと思う。

期待を込めて、★3つ。

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