五十を超えても大丈夫!なんだかフリック入力が速くなったんですけど

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フリック入力(iPod touch)
PC・タブレット・スマホ

フリック入力の練習を始めてから1ヶ月と半月。それは茨の道であった。しかし、慣れと言うものは恐ろしいもので、ブログ記事はiPod touchで書き起こしている。純正メモアプリを起動して、ザザーッと書き込む。文字数にして1000文字から2000文字。1記事に対する時間は1時間程度。五十を過ぎて覚えたフリック入力。我ながら上出来だ。

書き留めた記事は、一晩寝かせて画面の大きなiPadで確認と追記を行う。フリック入力に慣れたと言えども、脳の機能の幾分かをフリック操作に取られる。複雑な語彙を使ったり、言い回しの書き換えはiPadから追記変更のパターンが多い。

今ではフリック入力に対する自信が付いた。好きな場所で、楽な姿勢で、片手で記事が書けるのだから。もっと早くやればよかったと、食わず嫌いはダメだよなと、若者に従えと、散々後悔している。

最初は言う事を聞かない指先に、慣れるまでは地獄だったのだけれど、今はめちゃくちゃ楽。手のひらにすっぽりと収まる入力機器からの記事作成。凄く便利。本当にありがとうiPod touch。

フリック入力が速くなった2つのカラクリ

猛烈に褒め称えてアレだけれど、特別フリック入力速度が速くなったわけではなかった。実はこれには2つのカラクリがある。ひとつはユーザー辞書登録。

普段使う言葉を2文字で登録した。否、しまくった。程なくしてチャット時代に使っていたIME辞書っぽいユーザー辞書が出来上がる。iPadでも、iPod touchでも、登録さえすればiCloud経由で辞書は同期される。

例えば「iPod touch」は「あい」で登録。「iPad」「iPhone」も同様だ。僕が文節で使う「だけれど」は「だけ」。「だってそうでしょう?」は「だ」。「もうね、」は「もう」という要領でドンドンと辞書へ登録した。

長文や定型文に関しても同様で、使う機会は限りなくゼロなのだけれど、「やまと」と入力すれば、

無限に広がる大宇宙。 静寂な光に満ちた世界。 死んでいく星もあれば、生まれてくる星もある。 そうだ宇宙は生きているのだ。 我々の太陽を含む大銀河系もまた生命に満ち溢れているのだ。 しかし我々の地球は、今、その最期の終末の時を迎えようとしていた。 海は蒸発しつくし、地上の全生命は死滅した。

テレビアニメ 宇宙戦艦ヤマト 1974(昭和49年)より引用

と出るように。

「がんだむ」と入力すれば、

人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀が過ぎていた。地球の周りの巨大な人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を生み、育て、そして死んでいった。宇宙世紀0079(ダブルオー・セブンティナイン)。地球から最も遠い宇宙都市『サイド3』はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。この1ヶ月あまりの戦いで、ジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死にいたらしめた。人々は自らの行為に恐怖した。戦争は膠着状態に入り、8ヶ月あまりが過ぎていた。

テレビアニメ 機動戦士ガンダム 1979年(昭和54年)より引用

と出るように。僕が記事中の比喩で使うワードは可能な限り記憶させた。記憶に定かでは無く、よく使うワードも記憶対象だった。それだけでフリック入力する文字数は飛躍的に軽減された。定型文によって、いちいち調べる手間も省けた。

もうひとつは、記事の内容は全てを体験談と感想文に特化させた事だった。調べるという行為を極力削減し、日記でも書くように記事を書き始めた。これが高速化に繋がる最大のポイントだった。

だってそうでしょう?、日記だもの。体験した事を時系列順に並べて書いているだけだもの。文面をこねくり回すのはiPadからの修正段階で行えば良いのだから。この割り切りが出来るようになってから、だいぶん作業が楽になった。

とは言え、毎日、毎日、アドベンチャーワールドのような体験が出来る筈もなく、記事のテーマはダイエットへと収束される。そこで役立ったのがKindleでありスマホ脳という本だった。

Kindleは言うまでもなくAmazonの電子書籍と、それを読む機器の名称である。つまり読書。本で読んだ内容は擬似体験として記憶に残る。YouTubeを見て記憶出来る人はYouTubeをオススメするけれど、僕は動画を記憶出来るほど賢くない。実際に本を読み始めてそれを実感した。

更に、それを後押しした書籍がアンディシュ・ハンセンのスマホ脳だった。いつか詳しく書評でも書こうと思うけれど、もうね、目から鱗どころか、縁側まで落ちました。

スマホ脳に記されている内容を要約すると集中力について述べられている。スマホの存在が人間の集中力。つまり記憶や思考と言った人間の能力を低下させているという話。本文全てを理解しているワケでは無いのだけれど、スマホ脳では極論として常時ネットに繋がっている危険性を実験と検証を元に訴えているのだ。だから子どもにスマホはねぇ〜…って話。

それは僕にも当てはまっていて、Kindleという書籍しか読めない機器と、メールとSNSから遮断されたiPod touchを使う事でスムーズに記事が書けるようになった。

スマホ=インターネット

膨大な情報と魅惑の誘惑から解放されれば、やれる事は限られてしまう。その状態でフリック入力しているのだから、入力速度が速くなって当たり前の結果だったのだ。

もし、ブログ記事が書けないとか、何かの作業が進まないとか、そんな壁にぶち当たってしまったら、スマホを隣の部屋に置いて来るか、ネットを遮断するか、スマホ脳を読んでみて欲しい、陰謀論云々はさて置いて。情報という名の海の中、僕たちは溺れている事に気づいていないのかも知れない…。

おっと。
LINEが入ったので、今日はこの辺で…。

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