手のひらでブログを書こう!でも五十過ぎてのフリック入力は茨の道だった件

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フリック入力(iPod touch)
PC・タブレット・スマホ

なんかねー、息子がねー、スマホにしゅるしゅるってねー、文字打ってる。どんだけ速いんだと、寝転んで文字が打てるんなだと、ビバリーヒルズ高校白書かよと。魔法使いかびっくり人間じゃね?。指先だけが別の生き物のよう。そう思った瞬間、閃光走る。インスピレーション、イマジネーション、五十の手習、年寄りの冷や水、痩せた考え。

そうだ、第7世代iPod touchを買った記念にマスターしよう、フリックなんちゃら。手のひらでブログを書くんだ。それが茨の道の一丁目。はい、地獄の釜の淵でした。2021年、盆休みの出来事。

フリック入力から、頭と指先は別人格だと理解する

じれったい、じれったい、じれったい。もうね、成就が先か成仏が先か。壮大な我慢大会の火蓋が切って落とされる。上半身と下半身は別人格って言うけれど、第三の人格が我が身に宿ってるなんて考えた事も無かった。頭からの命令は「ほ」で、指先は「ふ」。全然先に進まない。ブログ記事は1000文字程度で書き起こしている。つまり原稿用紙2枚半。キーボードなら問題ない。が、フリック入力では次元が変わる。ゴールは遥か向こう側。例えるなら自転車と同じ。

日常的に自転車に乗る人間は、走行中において脳は自由だ。仕事の段取り、デートのシミュレーション、お昼ご飯、愛猫との戯れ…様々な妄想にふけりながらペダルを踏む。走行は脚にお任せ、要するに脳は暇なのだ。がしかし、乗り慣れていない人間はそれどころでは無い。息が上がり、心拍数も上がり、脈は乱れる。よそ事など考えられる余裕などない。今まさにそんな状態。

千里の道も一歩から。その一歩にいったい何歩が必要なのか。じれったいにも程がある。チャチャっと記事でも書いとくか。そんな安全地帯は遥か彼方。心の玉置のじれったいが止まらない。現状に置いて、ガラケーの方が遥かに速い。「ん」を入れようとして、なぜコレが出ますか?。

思考が指先に乗っ取られる。それは悪魔に憑依された少女でエクソシスト。いずれ回るんじゃね?、手首が。瞳を閉じてキーボードが叩ける僕なのに、凝視しながらスマホが打てない。地獄の川の渡し船、乗った瞬間から沈み始める。カチカチ山、まさに泥舟。そこで背水の陣を敷く、川だけに。

ガイ先生が如く、ロック・リーが如きにルールを決めた。自分ルールである。ルールは単純明快だ。記事のベースはiPod touchだけ。それ以外は認めない。出来なければブログ更新は止まり続ける。夏のど真ん中、格闘の日々、左手で文字を書く。そんな不自由な思いが続く。

入力速度と思考速度とのズレが曲者。思考に指が追いつかないものだから、考えていたフレーズが消える。どんどん消える。何を考えていたのかさえ分からなくなる。そもそも何をやっていたのだろう。一種の記憶喪失。ここは何処?私は誰?おじいちゃんだ。

それに加えて小さな画面。眼精疲労と老眼が邪魔をする。目が疲れて読書さえも危うい。僕は普段、iPadで Kindleっているのだけれど、辛すぎてKindle Paperwhiteを取り寄せた。『シッダールタ』の続きを読むために。秋には小栗旬でドラマ化される小松左京の『日本沈没(上下)』も控えている。

Kindleは目に優しかった。もうね、紙だよ、神。

フリック入力メインの生活に切り替えて10日余りが過ぎた。今、この記事を手のひらの中で書き終えようとしている。フリック入力、五十過ぎてもそこそこやれた。これで執筆環境のエリアが無限大に広がった。だってそうでしょう?、寝ても、起きても、ウチでも、外でも、膝の上を愛猫サヨリが牛耳っても…。手のひらで記事が書ける。この恩恵は控えめに言っても大きい。ところで『シッダールタ』って知ってる?。話が深くて一回じゃ理解しきれませんでした(汗)。

お父ちゃん
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謎のお姉さん
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今のおすすめ記事は『ユニクロのヒートテック2021が暑い!』デス❤

サヨリさん
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