【よつぼし】苺の苗を買ってきた【父系は香川県】

【お知らせ】当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

極甘いちご よつぼし
自家菜園
この記事は約5分で読めます。

───苺は好き、でもイチゴはねぇ…。

苺のハウス栽培はイメージ出来る。天候、害虫、害獣、害鳥への対処も出来る気がする。けれど露地栽培となると別次元。

だってそうでしょう?、苺だよイチゴ。こんな美味いもの野生の王国が放っとく方がどうかしている。先月、猪に芋を狙われた身としては恐怖の二文字しか浮かばない。トラウマだ。庭やベランダならやれそうな気もするけど、ここは健全な山の中の畑である。

───猪もいれば猿もいる。

なんなら、狸やイタチだって走ってる。

だから成功イメージが全く湧かない。苺と書いて失敗の文字しか浮かばない。苺へのリクエストもあった、迷いもあった、でも自信が無かった。二つ前の記事でそんな話を書いたのも事実。重い腰が一向に上がる気配も無い。その僕が、禁断の苺の苗に手を出した…3本も。

───コメント欄から風が吹く。

風と共に迷いも消し飛ぶ。

本日二度目のだってそうでしょう?、「母系は三重、父系は香川の苺なんですよ、ね?、どうです?」この言葉が刺さらぬ香川県民など僕は知らない。次いでブロガーの血も騒ぎ始める。香川が父ならやってみる価値もあって、サヨリは今日も元気です。

───台風の進路は…よし、イケる!。

畑の真ん中で策を練る。

どう考えても露地は嫌だ。本日三度目のだってそうでしょう?を発動しよう。苺にはナメクジが来るって言うじゃない。ナメクジが這った苺は嫌だ。生理的に受け付けない。やるなら吊す方法がベストである。

その為には強度の高い骨組みが必要となるだろう。実が成る頃には鳥除けネットも必要だろう。だろうだろうの渦の中、あれこれ考えていると良き場所を見つけた。見つけた瞬間に興奮したね、古代核戦争の痕跡発見くらい興奮したね。

───じゅんこ、ももえ、まさこを台風14号から守ったあそこの上である。

畑のロッカー

ロッカーなら四隅に支柱を立てれば鳥除けネットの設置もチョロい。抜群の日当たりも保証され、畑の中の一等地と言っても過言じゃない。ここから猪がアタックを仕掛けなければという条件付きで。最悪に備えて一応この伏線だけは張っておく。ロッカーの場所は猪侵入、第三のウィークポイントなのだから。

畑の一等地

───四の五の考えても仕方ない。

場所は決まった、気持ちも固めた、金はうどん屋4回我慢する。バイクに跨がり、ホームセンターコーナンへ一直線。極甘いつごよつぼし3本とハーベリーポットを1個購入した。ハーベリーポットはもちろん大きい方である。

───それは、今日からうどん屋4回辛抱が確定した瞬間でもあった。

構想2日、設置10分で苺の苗の植え付け完了。ロッカーの上にはハーベリーポットがまだ2個くらい置けそうだった。満足感から働く野望。上手に苺が育ったら苗をジャンジャン増やしてみよう。秋の畑にイマイチ魅力を感じなかった僕だけれど、苺の花言葉は、幸福な家庭。

近いうちに何か良い事でもありそうだ。そう思っていると小雨が降り始めたので一時撤退。夜勤へ向かう時間までサヨリと過ごし、外に出ると日差しが戻り始めた頃だった。ラッキー!、合羽の準備は要らないようである。

虹は雨の後から見えるもの

───ほう、見事な虹ですな…。

全国的に秋分の日、夜勤へ向かう通り道、何このヤラセ感、こんな事って…ある?。調べてもらっても構わない。香川県高松市、午後5時前の西の空、巨大な虹が聳え立つ。おい、うちの苺、喰わねぇ〜か?。今だけは、苺と書いて成功と読める気がした。こんな調子良く虹なんて出ないでしょ?。そんなの奇跡のリンゴを作った木村さんだって驚くよ。

───何かと出来過ぎな一日であった。

コメント

  1. 憧れの、よつぼし!。育てたいけど、店頭で買えないから、ネットで買う?でも、ガラホで注文できるの?と、悶々としてた日々に、あの記事。いつも見てた、繁殖型イチゴ研究会のホームページの苺が、いつも見てるブログに登場するなんて、興奮しました。リアルな世界は、何があるか、わかりませんね。。虹も出たし、有名なハワイの諺の、雨なくして虹なし、のように、苺の栽培は大変だとしても、苦労の後にはきっと成功があるでしょう。虹が約束してくれましたものね。

    • ごめんなさい。脱字しました。繁殖型イチゴ研究会でなくて、種子繁殖型イチゴ研究会です。

      • いえいえ(笑)。

    • 不思議ですねぇ、たまたま入ったホムセンに、たまたまあった苺の苗がよつぼしで、それがたまたま茶熊さんの育てたい苺で、それがたまたま香川絡みで、それを僕が育て始めてブログに書いているって。時系列を組み替えればちょっとしたショートショートが書けますね(汗)。偶然が重なって育て始めた苺ですもの、気合を入れて挑まなければデス!。

ブログサークル