今年のスイカも店じまい、フライング覚悟の試食会

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小玉スイカ
自家菜園

───スイカをそろそろ片づけよう。

この夏、思う存分爆発を繰り返した僕の畑の問題児。そろそろスイカを片づけよう。その場所が秋のアイドルたちのステージになるのだから。とは言え、現状が実に微妙。もう少しでイケそうな子が幾つか畝の中で転がっている。ダメ元で試食用に間引いたスイカ。そう、一昨日の記事でチラッと話題に出した小玉スイカの試食レポでもしましょうか。

───試しにこれ、食ってみない?。

職場に2個のスイカを持って行く。切ってみないと分からない、食べてみないと何も言えない。フライング覚悟でもぎ取ったスイカを運ぶ途中で亀裂が入る。メットインに入れたのが不味かったようだ。大丈夫、大丈夫、そんな事もある。「一緒にいかが?」その場に出くわしたお客様まで巻き込んで小玉スイカの試食会が始まった。巻き込まれたお客様、実にお気の毒である。

小玉スイカ

───う〜ん、、、なんだかなぁ、、、控えめに言ってイチジク?。

お世辞にも美味しそうに見えん。器量が悪くて早過ぎ感がハンパない。視覚効果の失敗から「殿!お毒味はそれがしが!」咄嗟に僕が戦陣を切った。言い出しっぺは僕なのだからそれくらいの覚悟ある。4分の1にかぶりつく。何かの罰ゲームっぽい空気がその場を支配した。うん、よく分からん、もう1個。

───美味いとも思わないけど不味いとも思わない。

次のスイカに手を伸ばそうとすると、参加者全員がスイカを手に取り食べ始めた。「甘いわ」ワーチャンが口火を切った。「お前は何でも甘い言うわな?」僕の反撃が始まる。忖度して良いのは、バックが大きな案件だけだ。「いや、これ、甘いわ」え、、、お客様まで2個目食べてる。

───もしかして、トウモロコシの秘密知ってんの?。

疑いたくもなるのだけれど、誉められるのはいつも嬉しい。それでも僕は疑い深い、念には念をは大切だ。「こんなので良いのならスイカもっといるかい?」畳み込むように鎌をかける。食べてくれるのなら幸いだ。これに乗じてスイカの畝を整理しよう。でも、僕は知っている。どんなにスイカが好きだとて、そんなにはいらないだろう。これがそれほど美味しいと僕には思えない。社交辞令というやつなのだ。

───これイケる、冷蔵庫に入れといて。

あ”。

斜め45度からの奇襲攻撃。「え、良いの?」僕の方が躊躇する。「このサイズ、食べ頃やん」確かに食べ頃サイズではあるのだけれど、8月の猛暑の頃ならその言い分も分かるけど、みんなそんなにスイカ好きだっけ?。ハワイのココナッツジュースのように、スイカの皮に穴を開けてストローでも突っ込みそうな勢いある。

───だったらみんなで成仏させてあげてね。

フライングの小玉スイカは僕の中ではイマイチだった。スイカというより美味しいいろはす。それでも好いてくれるのならば近日中にお届けしましょう。ただし、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。投げ銭、寺銭、24時間受け付け中、今日もサヨリは元気です。

───後日談。

結局、スイカは紅はるかにわらしべた。

僕の芋好きは、僕の予想以上に広まっているようである。もしかしたら、このブログはチェックされてるのだろうか?。情報が筒抜けてる気がする以上、そうならば、そうであるなら、チラリと本音も書き残そう。

───お芋で無くても良いんだよ、ちゅーるだってウェルカム(笑)。

コメント

  1. 来年のはスイカはどうされますか? 私は鳥害獣に狙われる期間を短くしたいから、楕円形の小玉系とかの裂皮しにくい、暑さに強い品種を選んでます。暑さに強い品種にしても、暑さ対策に直射日光が当たらないようにしたり、雨割れ対策に敷わらを被せたりしたけど、いくつか爆発しました。人工受粉はした方が、受粉から何日後か、把握出来るので私はしてます。素人で自信がなくても、見当がつくので管理しやすくなるので。

    • こんにちは。
      来年は今回のアーチ栽培と砂袋栽培を合体したような方法を考えています。アーチサイズはもっと大きい方が良いように思いました。品種はしっかり検討した方が良いようですね。今回は失敗でしたが、僕でも実が付く事が分かった体験は大きかったです。砂袋に傘を立てると雨避けになるんじゃね?、スイカの実にも傘を立てようか?。そんなアホな事を考えています(汗)。

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