───お茶行こう。
荒れた畑、外柵修理、ため息と失笑…気分転換を兼ねてコーヒーブレイク。行く店は逸珈琲決まってる。先日書いたアイスコーヒーの販売店である。ブログで行くと公言したのだ。お高そうでも行くでしょう?。ワーチャンも仕事したからおごったあげるよ。
───1杯千円出す覚悟は出来ている。
2003年創業だもの、スペシャルコーヒー自家焙煎だもの、高品質な直接契約農園豆だもの、それくらいはするだろう。おいそれと僕らが行ける店じゃない気がする。猪ショックで思考回路が停止中。そんな今だからこそ入れる店で、サヨリは今日も元気です。
───店に着くなりざわついた。
ここ?、ここでいいの?、うどん屋とちゃう?。赤い矢印、方向ちゃうで。ここカフェやんな?、ここ。
不安半分で店内に入る。そこは紛れもなくカフェであった。地味っ子がメガネを外すと美少女だった的な印象ある。木造で古民家風の様相を見せながらも、どことなく異国情緒を感じる店構え。天井は無く合掌屋根の骨組みが露出している。天井の高さとテーブル間隔でパーソナルスペースがとても広く感じた。
───こういう空間、僕は好き。
客層は大人しく、お行儀よく、お上品。お客が多いのに会話の声が聞こえない。雑音に敏感な僕でも、ここなら記事を集中して書けそうだ。読書にものも良さげである。僕は店内をバシバシ撮影する度胸が無い。なので詳しい写真や店内の情報は逸珈琲公式サイトでご覧下さい。たくさんの写真が見られました。
───ありゃ、ワンコイン?。
メニューをみて驚いた。価格を見てというべきか。コーヒー1杯500円て。この物価高のご時世にそんな事って…ある?。やっぱり独りでまた来よう。騒がしいファーストフードじゃ記事など書けない。構想すらまとまらない。目の前には僕が求める執筆環境。執筆に息詰まったら、ここで記事を書いてみよ。
───アイスコーヒー下さいな。
滝のように汗をかいた後なのです。今日はアイスをお願いしたい。枯れた体と乾いた喉が求めていたのはかき氷だったけれど、今回に限ってそれは無い。コーヒーを飲む事が目的なのだ。そうしなければ、過去記事の伏線が回収できない。つまり、かき氷はまた今度。冷コーを待っている間に良いもの見つけた。
───この袋欲しいな。
スイカの砂袋栽培にバッチグー。
アイスコーヒーを待つ間、気になりだしたのが麻袋である。良い感じのサイズで排水性能も高そうだ。何よりも畑に置くだけで人目を引く。どうせやるなら煌びやかにやりたいわ。まだまだ楽しめそうな可能性を感じる店である。
───お待たせしました、ごゆっくり。
逸のアイスコーヒー試飲レポ。
実店舗のコーヒーは、先日のパックコーヒーよりもマイルドさが増した感じ。万人に飲みやすい味に仕上がっている。控えめに言っても、美味しいですよと僕の喉が言っている。気合い入った。ゆっくりと味わいたい気持ちは山々だけれど、枯れた喉と畑の状況が許さない。ズズッと飲み干してホーム・センターへ行かないと。
───猪との戦いの途中なのだ。
美味しかったです、ごちそうさま。今度はポメラを持ってお茶に来ますね。ランチも食べてみたいと思ったし。
コメント
居心地の良さそうな素敵なお店ですね。ん?メニュー表の上の方、二杯目から半額って?見間違いじゃないですよね?なんて素晴らしいサービス!お野菜が珈琲にわらしべたと思ったら、素敵なお店に出会うご縁も与えてくれて、わらしべるのは、モノだけではないと教えてもらいました。
そうそう、二杯目から半額って書いてありますよね。最初、ん?って思いましたがそのようです。新鮮な野菜が手に入って、わらしべて、ブログネタにもなって、もっと早くに畑やってたらよかったなと最近つくづく思います(笑)。