───ブログも書くけど辞書も大切
ポメラDM250を使い始めてから、毎日のユーザー辞書登録だって欠かさない。DM100の漢字変換にはストレスを伴っていたのだけれど、DM250ではそれは無い。特にユーザー辞書へ登録しなくても、賢い人なら快適に使える。常人ならこれで十分。それでも登録を続けるのにはワケがある。
───利用してる僕の頭がポンコツなのだ。
知ってる単語がすんなり頭に出てこない。だから始めは咄嗟に出ない単語をせっせと登録した。そうする事でブログを書くのが楽になる。「かんたん」と入力すれば「簡単」が出る。それも出るけど「チョロい」も出てくる。
そういうのが僕には大事。
だってそうでしょう?、僕の頭の中にある単語は少ない。知っていても出てこない。日常会話に「チョロい」を使う場面が無い。使わないから咄嗟に出ない。つまり、知ってるけれど急に思いつかない単語は辞書にお任せしているのだ。アホな僕の執筆作業において、ユーザー辞書は最強のバディなのだ。
───使い道は無限大。
文脈だってそうである。「あき」と入力すれば「読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋、八代亜紀」くらいはお手の物。「あいさつ」と入力すれば「ウー!to the ヨン!to the ウー!」も出る。いつか何処かでと温存して来たのだけれど、韓流ネタを書かない僕にウ・ヨンウ弁護士の出番は無いのだけれど。まぁ、一応、記憶させている。
季節のイベントだって「2がつ」と入力すれば「如月」が出るのは当たり前。その他に「富士山の日(平成21年12月25日 静岡県条例第72号)」などの豆知識もいつかは使えるネタになる。
そんな意味で、何でも忘れてしまう僕にとってユーザー辞書は神である。
未だに使う場面が無いのだけれど、70年代、何度もテレビで再放送された海外ドラマも抜かりない。昭和を生きた僕らの魔女は何なのか?。まどかですか?、プリキュアですか?。そんなのサマンサに決まってる。
お鼻ピクピクのエリザベス・モンゴメリーが演じた奥様は魔女(1964)。それから連想される魔女は、かわいい魔女ジニー(1965)である。昭和の放課後、全国の教室の隅で執り行われた男子生徒によるサマンサとジニーどっちがお好み問題。もちろん僕はサマンサ派。コレが分かるアナタ、そりゃもう、お友達です。
───変換要素に記憶の断片。
これが実に役に立つ。文章を書き始めると変換の度に出るノイズ。「ポチッとな」ノイズが連想のスイッチを押してくれる。この年にはこんな事があった、この歌がヒットした、このドラマが、このアニメが…。それら全てが枯れた脳を刺激する記号である。使い始めると手放せない。
そんな記憶の欠片が1000件を越えた。ポメラDM250はよく使う単語を自動登録する機能がある。便利な気もするけれど容量を考慮して定期的に削除している。毎日の投稿の中で完全に記憶に留めた文言も削除している。理想はユーザー辞書にも頼る事なく記事を書き上げる事である。短時間で仕上げられたら更に嬉しい。
都合良く四次元ポッケから暗記パンが出るわけ無い。だから書き続ける他に道は無い。書き続けるほどに賢い人が羨ましくて、今日もサヨリは元気です(笑)。
一万件くらい覚えさせたら今より少しはマシになるでしょう…たぶん(汗)。
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