水風呂ヤバイ!「ととのう」ブームでサウナが密デス

香川県・うどん・遊び場

───客が多かった、客層が変わってた、サウナの中が密だった。

冬になるとサウナは欠かせない生活の一部。筋トレを始める以前、ウォーキングを始める以前、僕は極度の寒がりだった。だからサウナをこよなく愛した。行きつけの銭湯で、週に1~2度のサウナは今でも欠かさない。

同じ銭湯に通い続けると、常連客の顔ぶれが分かるようになる。往々にしておじいちゃんで、さながら銭湯は隠れたデイサービスのようなもの。病気の話、病院の話、政府への批判、知人の訃報…。

───サウナでの話題は割と暗い

僕は憩いを求めてサウナに入る。疲れを癒す為だけに湯舟につかる。だから、常連客との会話も皆無。僕の口が開くのは、暇を持て余したおじいちゃんらに話しかけられた時だけ。ひたすら湯舟につかり、ひたすら汗をかいての1時間。

それが、ひなびた銭湯での僕の小さな楽しみだった。

───なんだコレは!

今シーズン、銭湯は戦闘状態に入った。コロナ禍で客足も落ち着いていたのだけれど、こんなに混んでいては落ち着いて風呂にも入れやしない。「蜜です!」。小さなサウナ室の中は芋を洗うような賑わい。高校生とかも普通にいて平均年齢が一気に下がった。

───サウナの他に行くとこ無いのかね?

狭い銭湯が更に狭く感じられた。何かの流行り?、テレビで紹介された?、しばらく、その原因は分からなかった。その矢先、回答となる記事がTwitterから流れた。

「ととのう」ブームだった。

カラダや頭が“ととのう”と、今サウナが大ブームに。入浴法やグッズなどを紹介する書籍やサウナ専門誌まで。サウナはより高温になり、冷ます水風呂はより低温に……。一般的なサウナは80〜90度だが、150度という超高温も。先鋭化したサウナではたして健康になれるのか。医師が解説する。

週刊女性PRIME “ととのう”ブームに医師が警告「超高温サウナと超低温水風呂の切り替えは危険」より引用

どうやら「サ道」というドラマがブームの火付け役らしい。サウナは魅力、コロナは怖い。あまりの多さに銭湯に入らずに引き返す事も多くなる。常連のおじいちゃんらが苦虫を嚙み潰したような顔で引き返す姿が不憫に見えた。

───こちとら人生のカウントダウン中じゃい!

その気持ち、分かりみが深すぎて激しく同意。

週刊女性PRIMEの記事のような、超高温や超低温の施設の無い銭湯だけれど、珍しさがウケたのだろう。ブームを避けるよう、僕を含めた常連組たちの時間調整が始まった。込み具合を知り尽くした者たちが選ぶ時間は大体同じ。結局、空いている時間も「蜜」になる。その結果、僕は、我慢の天元突破した日だけ銭湯へ行くようになり、こう思うようになる。

───こいつ、死ぬんじゃね?、ととのってないねぇ~

客の増加と共に、そう思う場面が増えた。見ず知らずの彼らは命がけでサウナに入っていた。半世紀も周りを見ていれば分かるのだけれど、そんな入り方をしていると、、、、。

長時間のサウナと水風呂

───僕はサウナで我慢をしないタイプ

良い感じに汗が出たら、身体を洗いに出て、さっぱりしてからサウナに戻る。あとは、5分間のサウナと5分間の足湯を交互に4回繰り返して終了のパターン。芸能人が脱水症状で救急車というニュースを見るけれど、あれは経営側にとっては嫌がらせの行為。

最悪で、迷惑で、経営陣への同情しか感じない。

───銭湯は、気持ち良くなってもらってナンボの商売

ところが今や我慢大会。大きな体で長時間サウナ室の中。ペットボトルを持ち込んで一気飲み、単行本を持ち込んでの読書、スマホを持ち込んでゲーム。だれも咎めもしなかった。僕も咎めるよりも見ている方が面白かった。

───大丈夫?頭とスマホ

何が彼らにそうさせるのだろう?。

そのうちアイスクリームとか持ち込んで来そうな勢いあった。

水筒、シェイカー、ペットボトルが浴室にズラリと並ぶ。汗をかきに来たのか、恥をかきに来たのか分からない。心配になるほどの長期戦。籠城ならぬ籠サウナ。その時間、まさかの20分~30分。真っ赤になった体で水風呂へダイビング。死のダイビングにしか見えない。他人事ながら寿命が縮む思いがする。

───プカっと浮くなよ、助けるけど…

だってそうでしょう?、普通に入浴していても、気分が悪くなる人が出る季節。そうなったら放って置けない。憩いの時間が救助の時間。実際、そんな場面にも出くわした。救急車の経験は一回だけれど、その後、どうなったのか気になるじゃん。

ブームを起こすも、ブームに乗るのも良いけれど、死人が出たら後悔先に立たず。準備運動も無しでプールに入ると心臓麻痺になる。危険な行為だと体育の先生に口酸っぱく言われた僕ら世代。その脅しが利いて、僕は水風呂に入った経験が一度もない。

つまり水風呂が怖い、体育の先生の呪いが解けないだからこそ、長時間のサウナはまだしも、その後の水風呂は命に係わると考えてしまう。別件ではあるけれど、過去に救急車に乗った身から言わせてもらえば、

───救急車に乗ったら、後で面倒な事になります

原因が分かるまで帰らせてくれない。ずっと病院。検査、検査、検査の結果は胃痙攣。つまり食べ過ぎ。追い打ちをかけるよう、検査後の請求金額で寿命が縮まる。そだね、、、近場の家族旅行が満喫できる金額を支払った悲しい過去。

楽しいお風呂で悲しい想い出など作らないよう祈っています。

───大きな刺激は癖になるので要注意

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