今回の同僚ワーちゃんからの差し入れは、黄色い箱のカラッとおからで、今日もサヨリは元気です(笑)。
モジモジしながら手渡して、そこから始まる商品説明。手渡すまではバレンタインの女子高生。手渡した途端にジャパネット。もちろん、語るのは甲高い声の方。言い換えれば昔の方───それはまさしく、髙田明の方であった……。
いつもそう、いつだってそう……立て板に水が如く、僕の気持ちも反応(反論)も、すべてを無視した商品説明が始まった。
これは美味しいとか、オカラで出来ているから太らないとか、娘に食べさせたら追加で娘が2個買ってきたとか、これはレディー薬局にしか売ってないだとか……。その言葉の節々で、あたり前田のクラッカー。藤田まことを織り交ぜながら、僕の突っ込みには耳を貸さない。そして最後に「ブログネタにしてね(笑)」と、いつもの殺し文句を言い放ち、嵐のように去ってゆく。事務所から〝やかましい〟という名の嵐が去った。きっとそのまま、明日を迎えに行ったのだろうな……嵐だけに。
だがしかし、僕は「何でも書きますよ」のスタイルってワケじゃない。
木曜の記事にも書いたように、嵐が過ぎ去った後。お試しで1袋を開けて食べてみた───あら、美味しい……。話の枕が長くなったけれど、ここからがカラッとおくらのレビューである。
黄色い箱をながむれば、ただ有明の月ぞ残れる……原材料はおからである。
詳しく語れば、乾燥おから、植物油脂、砂糖、でん粉、ショートニング、加工黒糖、食塩、豆乳パウダー、加工でん粉、膨張剤、甘味料から作られていて、1袋3枚入り。1袋あたりのカロリーは78.3kcal、脂質は3.6g、炭水化物は11.1g、食物繊維は2.2、ぱく質は1.4gだと記載されている。つまり───健康志向のお菓子であった。
食感はパリっというよりもバリって感じだ。クッキーは薄いのにとても固い。奥歯でボリボリと噛み締めて食うべし。そんな表現が近いかもしれない。つまり、歯が弱かったり、歯が悪かったり、知覚過敏だったり。そんな方にはお勧め出来ない───口の中が危険だ。
さらに、口の中で砕けた薄い生地が鋭利な刃物となって、口の中を切るかもしれない。ワイルドな僕の口内ならば、心地よき刺激になるのだけれど、口内がデリケートなつくりであるのなら、口の中が切れるかもしれない。とにかく、お気をつけてお食べあそばせということである。リスのように少しずつ、ポリポリ食べるとよいかもしれない。
けれども、されども、何度でも。この歯ごたえが癖になる。ガリっとした食感と、奥歯で噛み締めたボリボリの後、ほのかになんだか美味しいのだ。その味がお茶と合う。コーヒーや紅茶よりもお茶である。あっさりした味だけに、何枚でも食べていられる。これなら、イッキに1箱楽勝だ───ワーちゃんの証言どおりのクッキーだった。
たぶんコレ、近いうちに自分でも買うと思う。
あっという間に一袋を食べ終えて、注目したのが食物繊維。翌朝のトイレに期待して、翌朝のトイレに変化なし。朝のナニを存分に出したければ、僕にはやっぱり、サツマイモが最強だ。
そして、先週の金曜日。職場にワーちゃんが顔を出す。困ったような、ほくそ笑むような、期待に胸を膨らませたような。そんな、顔して新たな刺客を送り込む。何だこりゃ?……今回の食材は大物だった……。
どうしたよ? こんなの、新たなプレイじゃないか? でもこれは、レビューとしては書けないなぁ(笑)
コメント