───インターネットは、多分、あの日の戻るのだろう。
相変わらず周に1度以上、記事がバズる状況が続いている。何県からとか、どの端末だとか、OSの種類の把握は出来ているけれど、何がキッカケでそうなるのかは全く分からず仕舞いだ。Google検索やTwitter検索を調べてみても、僕が納得出来る回答は得られなかった。
───原因は何だろう?。
気になって、気になって仕方無かった。けれど、サーチコンソールやアナリティクスを見るのも目の毒だと諦めた。今は目を休める事が最優先だと割り切った。つまり、2月に入り一度も見ていないのが現状である。アクセス数はWordPressから大体の察しがつく。
最近で大きくアクセスが跳ねた記事は、「やっぱりそうなる、ナチュラルで16時間ダイエット」で4,000PVを超えていた。ダイエット系と食べ物系はよく跳ねる印象が強い。そういえば、猫の日の書いた「今日は猫の日だけれど、うちは毎日が猫の日デス」も300PVと軽く跳ねた。
───こ検索からのアクセスなら未来は明るい。けれど、未知のアクセスでは画素が荒い。
アクセス重視で突き進むのならSEOが王道。
それは揺るがない事実である。けれど、Twitter検索を主に使うユーザーが多いのもまた事実。Twitterの方がキーワードに対する情報が探し易いのだ。結局、僕もGoogle検索とTwitter検索を併用して情報を探している。画像を探す場合なら、PinterestとInstagramが更に手っ取り早くて便利である。
───初めてホームページを立ち上げた頃はどうやってったっけ?。
Yahoo!が天下無双だった時代。それを振り返ると自ずと答えが見えるような気がした。無論、アクセスアップの話である。
ディレクトリ型リンク集や相互リンクが復活する予感
───1999年(平成11年)5月5日。
それは、僕の初めてのホームページが完成した日だった。
サーバーはニフティの無料ホームページスペース。初めてのHPアドレスは、“http://homepage.nifty.com/udon”だったかな。使いづらかったけれど、チャットやBBSなどのCGIも設置出来た。IBM時代のホームページビルダーで作った。
無料ブログのレジェンド、ココログのサービスが始まるまで使い続けた。
1999年当時、「家電占い」が大流行していた。僕の結果はあまりいないと言われている電池だった。喜んで良いのだか悪いのか…。
あなたは、あまりいないと言われている電池です。あなたは、おっとりとしていて、他の人をなんとなく和ませる独特の雰囲気を持っております。いわゆる”癒し系”です。仕事で疲れた体も、あなたと接することで疲れがとれます。相性の面では、テレビさんやビデオさんのような人はあまり貴方を必要としませんが、全国の働きづくめの携帯電話さん、懐中電灯さんが貴方を求めています。いますぐ、彼らを癒してあげましょう。
家電占い「貴方を家電に例えると、電池です。」より引用。
チャンス イットが頭角を表し始めた時期でもあった。若者を中心に2chも絶好調で後に多くの伝説を残す事になる。
既にアフィリエイトも存在していたしAmazonもあったけれど、SEOの概念はもう少し先の話で、Yahoo!カテゴリに入る事がトレンドの時代だった。有益なサイトは被リンクが多いサイト。そのとおりGoogle検索では面白いページがバンバン発見できた。
───Yahoo!になければGoogle検索。
そしてもう一つ、未知のサイトを探す手段があった。それが相互リンクだ。サイトオーナー同士がBBS(掲示板)で交流する中、「そろそろ、相互しませんか?」。そんな感じでお互いにリンクを貼り合う事で成立していたリンク形態である。
───アフィリの概念が無かっただけに、ほのぼのとした空気感が好きだった。
友達という関係もあれば、師匠と弟子の関係もある。一方的な憧れからリンクを貼る事もあれば、自分の面白かった記事だけを並べる事もある。やり方は様々だけれど、リンク集はコンテンツのひとつという風潮があった。その風潮を破壊したのは他でも無いGoogleである。
───重要度の低いページへのリンクはSEO的に不利である。
もうね、易々とリンクが貼れない、トップ相互なんてもっての外。
今はそんな時代。何よりも損得勘定が優先される。この数年で新しくブログを始めた人はSEOに詳しくなり、そこん所も十分に熟知している。裏を返せばSEOに縛られた存在とも言える。
───そこから抜け出すのは難しい。
僕は知ってる人の記事が面白ければ、それを自分の記事に書いてしまうタイプ。引用したらリンクを貼るのは当然の礼儀でもある。相互では無いにせよ外部リンクを貼る事には変わりない。それでGoogleからペナルティを喰らった記憶はない。逆に良い感じにアクセスを運んでくれる位置に表示されている。
───誰もしたがらない所に隙間を見つけた。
そもそも、SEOを気にしても始まらない。企業には敵わないのだ。それは絶対で足掻くだけ無駄である。毎日更新だけを続ける。周回遅れでそれは古いと言い切るコンサルタントがいた。多分、それが売りなのだろう。けれど、毎日記事を書き続けられるモチベーションすら維持出来なくて何を根拠にそれ言うか?。とも正直思う。ブログは言葉で実感を伝える装置、記事を書きながら成長してゆくのがブロガーでしょ?。
───コンサルのブログは盛ったり過激な発言しがちだな。
僕の記事などにリンクする人はいないけれど、3月に入ったら色んな記事を読み漁って面白い記事をドンドン紹介して行こうと考えている。昔を懐かしんでリンク集を作ってみるのも良いかも知れない。
───それほど検索から面白いページがヒットしなくなった。
昔のYahoo!のような、ディレクトリ型リンク集にでも仕上げてみようか。まずは、自分のお気に入りの公開から始めよう。
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