猫のご飯台ってどんな時に使うの?。
キャット業界の新たな営業戦略っすか?。
うちの子は間に合ってます。
愛猫サヨリ我家に来てからずっとそう思ってた。ご飯台があろうと無かろうと、うちのサヨリちゃんには無問題。お皿の中のカリカリをわざわざ床に落として食べている子だから。
ってか、
何故、落とす?。
何故、その面倒くさい食べ方をする?。
器用に左手で一粒ずつカリカリをお皿から床に落として食べる猫。それはそれで不思議ではあるのだけれど、サヨリちゃんは10年近く同じようにカリカリを食べ続けた。いわゆる変わり者なのかも知れない。
そんなサヨリさんも年齢には勝てないようで、お皿の位置が低いと些か食べ辛そうに見え始めた2年前。僕はサヨリさんのお皿の高さを徐々に上げていった。
お皿上昇計画
それは一冊の少年ジャンプから。
お皿の下にジャンプを敷くといい感じに思えた。サヨリさんも食べる姿勢が楽そうだった。それから、1ヶ月単位で一冊、二冊…とジャンプが積み重なった。でもそれは5冊までが限界で、積み重なるジャンプの安定性に不安を感じ始めた昨年の今頃。
サヨリさんのご飯台はコンクリートブロックに変わった。紙からコンクリートへのランクアップ。コンクリートブロックは抜群の安定性だったのだけれど、タッパがジャンプタワーより低くなった。「もうちょっと上げたい。高さが欲しい…」そのストレスに耐えられず、木枯らしが吹き始めた2019年初秋。サヨリさんのお皿はAmazonの段ボールの上に移動した。
2020年6月、新型コロナが収束を見せ始めたかのように見えた頃。セリアのバケツがサヨリさんのご飯台になった。他でも無い、それは涙のリクエストならぬサヨリのリクエスト。
猫は人を動かす天才だ。
サヨリさんには逆えん。
事務所清掃の後、洗ったバケツをひっくり返すとバケツの隣にサヨリさんがチョコンと正座。ピンと背筋を伸ばしてバケツの底をジッと見つめるサヨリさん。
しばらくバケツの底を見つめていたのだけれど、何かを思いついたのだろうか、バケツの底に鼻先を近づけては此方を見る仕草が続く。
ご飯台にいい感じだね。ちょっとミルクでも飲んでみるかい?。
いつものお皿に猫のミルクを注ぎ始めると、サヨリさんの小さな頭がお皿とミルクパックの間に割って入った。そして、ペロペロとミルクを飲みはじめる。バケツの上のお皿の位置は高からず低からず。セリアのバケツはサヨリさんにベストポジションだった。
それからというもの、ミルクが欲しくなったらバケツの前で、僕に無言のプレッシャーを与えるサヨリさんの姿が日常の一コマに。
はいはい。
ミルクですね、喜んで。
サヨリさんは今年で推定14歳。人間年齢に換算するとアラセブン。下顎から伸びる二本の犬歯も抜け、すっかりお爺ちゃん猫の仲間入り。あと、何年…とか考えてしまう梅雨の昼下がり。
この夏も一緒に乗り切るべ!。
それはそうと涙のリクエスト。当時、何の疑問も抱かチェッカーズの歌声をテレビやラジオを通して聞いていたけど、商店街を歩いていてもバンバン流れていたけれど、この歳になってから、どうしても解せない歌詞が…
オ♪レ♪の♪送ったぁ銀⤴︎のロケット♪
うん。
今では違う誰かの写真♪
何でだよ!!
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今のおすすめ記事は『ユニクロのヒートテック2021が暑い!』デス❤
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