魚高騰?まんぷくパウチが救世主に

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まんぷくパウチ
うちの猫の話

───刺身、高っけー!

2年ほど続いた愛猫サヨリのお刺身生活。ここに来て、値上げの6月の煽りを食らう。とてもじゃ無いけれど厳しい状況。だってそうでしょう?、僕のランチだってカロリーメイト。倹約だって、節約だって、我慢だって、長期戦ともなれば話は別。

───狙うは値引き後シール。

半額の向こう側を狙うも財布の危機は誰もが同じ。総菜、鮮魚コーナーはちょっとした関ヶ原である。どれだけ喰うんだ?。ってくらいレジカゴ一杯に、弁当、総菜を詰め込む常連客に圧倒される毎日。これじゃ、猫様のお刺身が買えない。そんな日は、プランBへと移行する。

───戦に負けたら非常食。

合戦に負けた夜は決まってる。メルミルの介護用orシニア用のキャットフードの出番である。ちゅーるのようなペイスト状で、サヨリが食べてくれる唯一の非常食である。最低限の栄養価はあるけれど、量が少ない気がしてならない。かと言って、分量を増やすと肥満の元。それも不味い気がしていた。

───ホーム・センター コーナンで出会った救世主。

常連様はご存じだけれど、最近になって僕は畑に力を入れている。猫のご飯も嫌な感じだけれど、僕らのご飯もこの先どうなるのか分からない。コロナ、戦争、慢性的不景気、骨太とは名ばかりの政治。目に見えぬ危機感から自家栽培をスタートさせたのだ。最悪、トマトときゅうりと茄子があれば死にはしない。

家庭菜園 畝1号

───害獣ネット探しに行こう、安いのあるかな?。

畑を始めるとホーム・センターウォッチングが日課となった。苗や農具などの価格を見るためだ。サヨリ可愛さにペットコーナーだって欠かさない。そこで「まんぷくパウチ」に目が留まる。僕が求めていた形状で価格も安い。サヨリが食べてくれそうな気がして、お試しに1個だけ購入。幾度も空振りを喰らわされた経験から何でも最初は1個から。この日に限って新しい猫皿も同時購入した。期待を込めての衝動買いである。

───さぁ、召し上がれ。

メルミル製品を保険に、まんぷくパウチを猫皿に盛るとガツガツと食べた。齢15歳を越えた老猫。大好きなお刺身ですら、僕の手から食べさせていた。けれど、まんぷくパウチはひとりで食べた。それはまさに手間要らず。

まんぷくパウチ

───たくさん食べてね。

イスに腰掛けブログを書いていると膝の上に飛び乗って座り込む。たまに見上げるサヨリを無視し続けると、デスクの上に跳び上がって、僕の真正面に姿勢正しく座る。そして、僕を睨んだ。いつもそう、いつだってそう。

───おかわりの催促である。

まんぷくパウチの食べ過ぎでお腹でも壊したら最悪である。量が少なく食べ慣れている、メルミルの介護用を猫皿に入れる。あっさりと完食。食欲旺盛である。続いてミルクも飲み干した。

───これ、うちの子に合ってる。

ガツガツ食べるし、日持ちもするし、価格も安い。すぐさまコーナンへ盗んでないバイクで走り出し、まんぷくを棚にあるだけ買って帰った───一週間ほど前の話である。

その日から、お刺身合戦に敗れたら、まんぷくパウチがサヨリのご飯。殺伐とした半額シール争奪戦。その日々にうんざりしていた矢先、目の前に現れた救世主。

忖度抜きで助かっています。

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