玉葱の追肥がいつも怖い

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三月の玉ねぎ
自家菜園

───2023年3月4日(土)晴れ

気温は15度、体感温度は20度くらい。軽く体を動かすだけで全身に汗がにじんで、こりゃ堪らん。控えめに言っても、畑での日差しは上着をキャストオフするほどの強さであった。いつもそう、いつだってそう。重い上着を脱ぐげば、マントを外したピッコロさんくらい体が軽く感じられるのも不思議です。早速、追肥の準備に取り掛かる。玉葱専用の肥料を倉庫から取り出すだけの簡単なお仕事だけれど気は重い。

───玉葱の追肥が怖いのだ。

昨年の師走に一度目を行い、今回が二度目の追肥。今だから言えるのだけれど、一度目の追肥は失敗だった。失敗したように感じていると言うべきか。追肥の分量が多かった、もしくは追肥のタイミングが早かったように思えてならない。玉葱の葉っぱがグニャグニャだ。

肥料が多いと玉葱の葉が捻れるらしい。秘密裏にその症状が起きていたのだ。そして今でも続いている。それはもう、違和感というより嫌な予感。だから玉葱の追肥はいつも怖い。この状況で追肥しても良いのだろうか?。そんな不安も正直ある。とは言えセオリーを信じれば、追肥のタイミングが今である。今を逃せばチャンスが無くなる。

───追肥をやろう、少なめに。

土の上に敷いた黒いビニールシートをビニールマルチと呼ぶ。保温、保湿、雑草防止がマルチの主な役割である。このマルチは玉葱専用で苗間の間隔で丸い穴があいている。この穴が苗の植え付けに超便利なのだ。苗間を計る手間が省ける恩恵は大きくて、大幅な作業時間の短縮にも繋がる。雑草マルチ派な僕だけれど、玉葱だけはそんな理由でマルチに頼る。畑のアイドル、じゅんこ、ももえ、まさこの苗が300本。どう考えてもこの選択が正解だろう。

───という事で、300の穴に肥料を添えます。

畑のアイドルひとつひとつに、親指と人差し指と中指の三本の指で摘まんだ分量だけ肥料を入れる。そのつもりで始めたけれど、師匠の口から待ったが掛かる。肥料を片手に掴んでバッとばら撒いても良いらしい。これなら追肥作業が3分で終わってしまう。そんなの知ったらやらない方がどうかしている、チョロいじゃん。現場で伝えられた農家直伝の必殺技は、うなぎ屋ならば秘伝のタレと言ったところ。でも師匠、一子相伝、門外不出の技だったらごめんなさいね。もう、書いちゃったから削除はしません。てか、1回目から教えてよ(汗)。

───楽ちん、楽ちん。

ご機嫌さんで花咲かじいさんが如くマルチに肥料をばら撒いた。仕上げにジョロで水を与えてセット完了。長期予報をみても、日中15度を下回る事も無いだろう。これからどこまで太るのか、ここから先は神のみが知ることで見守るほか道もない。鬼が出るか蛇が出るか、その結果は五月の連休頃までのお楽しみ。賢さは失敗の積み重ねで、今日のサヨリはフードファイター、もの凄い食べっぷり。

───去年の僕は何してたっけ?

去年の今頃何してた?。僕は畑と無縁の生活だったのは揺るがない事実である。野菜を育てる予定もバイクに乗る未来も無かった。お客の少なくブログだけれど、記事だけは休む事なく皆勤賞だから記録はしっかり残ってる。さてさて、その頃に書いてた記事ネタは?。興味本位で一年前のブログ記事を紐解けば、交互に並ぶ食レポ記事とダイエット。スクロールして家訓すると餃子無料券のタイトルに目が止まる。それ、数日前にも記憶ある、同じ餃子無料券の話を書いていたから。なんだかもう、己の進歩の無さに目がしみた。来年は何の記事を書いているのやら。

───楽しみであり恐ろしくもある。

その前に、畑に飾る雷電も仕上げないとデス(汗)。

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