男爵芋の収穫終了

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男爵芋の収穫終了
自家菜園
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――2023年5月27日(土)。

 今、僕は慌てて芋を掘っている。プロに試し掘りを進められ、ジャガイモを試し掘ると育ちすぎていたのだ。やばい、やばい、やばい。試しに掘ったジャガ芋は進撃の巨人であった。ウォール・マリアよりも大きい方の。

 ジャガイモが巨大なのは構わない。でも問題がある。育ちすぎたジャヤは、中が茶色く空洞になるのだ。実際、堀立ての芋を切ると見栄えが悪かった。つまり、振る舞えない。振る舞えないから俺が喰う。

 ジャガイモの茶色い部分を取り除き、手際よく僕は肉じゃがのカタチに姿を変えた。牛肉、ジャガイモ、タマネギ、糸こんにゃくのハーモニーが絶妙だ。見てくれも悪くない。そのまま出来たてを試食すると、何これうまい。居酒屋の味を軽く越えてきた。忖度抜きの旨さであった。

 巨大な芋は自分用。他のサイズはうちと振る舞い用に振り分けよう。段ボールに湿気取りの新聞紙を敷き、前回と今回との芋を段ボールに入れる。初めての男爵芋栽培の収穫量は、丁度、段ボール一箱ぶんであった。元は十分取れた(笑)。

――そう言うことか……。

 昨年、師匠にジャガイモを貰った。もみがらの山で勝手に育ったジャガイモであった。通常、芋掘りの道具はスコップである。貰ったジャガはユンボで掘られた。プロの仕事はお遊びでもダイナミックで、今日もサヨリは元気です。

 大量に貰った芋を袋に分けて振る舞った。「カレーでも作りなよ」の言葉を添えて。その中の、ジャガを渡した若い衆が翌日こんな事を言った。「半分くらい腐ってました」と。ぬか喜びと自己嫌悪。「すまんな」と謝った記憶が思い出される。でも、たぶんそう、きっとそう。あのジャガもビックリするほどデカかった。中で空洞化が起きていたのだろう。知識があれば、その場で教えてあげられのに……残念だ。

――とは言え、去年の話を蒸し返すのも大人げない。

 彼には申し訳無いのだけど、今年のジャガイモは華麗にスルーしよう。何も言わないのがお互いの為である。こう言うのは分かっている人にあげないと、相手の気分を損ねる事もある。取りあえず、同級ユッキーにはタマネギと一緒に何個かあげた。「これ、カレーの材料な(笑)」と言って手渡した。

――話は畑に。

 所定の場所に雷電を飾り、芋掘り後に畑を見渡す。元気はつらつズッキーニ。攻めてるオーラが神々しい。こんなに沢山、誰が喰うの?。ミツバチの力を借りて、猛烈な勢いで実を成らせ始める。キュウリだったら嬉しいのだけれど、ズッキーニの良さが未だに僕には分からない。まぁ、ズッキーニ大好きさんのリクエストだもの。うちのは2、3本もあれば十分だから、あとは全て引き取ってもらおう。

ズッキーニ

 トウモロコシよし。スイカ、トマト、キュウリ、なす、ピーマンちっちゃい。サツマイモだいじょぶか?。畑のアルソックの最後のトリは本丸よつぼし。全ての葉が天に向かって伸びている。順調そのものである。第二波の開花は確認済みであった。日本のどこかで待ち受け画像になっているとも言われる僕のよつぼし。受粉にも成功しているようである。

よつぼし苺

 つい最近、知った事実がある。僕の畑のすぐ近くでミツバチの飼育を始めた農家があると。畑で頻繁にミツバチの姿を見ていた理由はそれであった。これだけ飛んでいれば、人工授粉の必要性など皆無である。ミツバチを呼ぶ方法を考えていた矢先の朗報であった。どこまで天は我に見方するのであろうか?。

――いいぞ、もっとやれ(笑)。

 現場からは以上です。

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