友達を連れてわら家へGΟ!(屋島)

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わら家 えび天ぶっかけ(少)
香川県・うどん・遊び場

───あ、めし喰うの忘れてた…。

昨日、遠く離れた友人を連れて讃岐うどんを食べに行くつもりであった。春分の日、祝祭日のうどん屋のお昼時はディズニーランドである。だから人混みを避けるべく時間をずらそう。14時からでも間に合うだろうし。そう考えて記事を書き始め、夢の途中で時計を見ると、誰か嘘だと言ってくれ!。17時を過ぎていた…。このポンコツブロガーは、どんだけ書くのが遅いのか。1000文字書くのに5時間って、何かギネスチャレンジやってんの?。未だ書きかけだった事もあり、愛猫サヨリのご飯を準備してから昨日のブログの続きを書いた。

そのまんまの朝である。

───免許の更新してからおうどん食べよ。

良いニュースと良いニュースがある。どちらから聞きたい?。

良いニュースは免許センターで奇跡が起きた事。それは、友人が泣いて喜ぶ奇跡。もうひとつの良いニュースはうどん屋で起きた奇跡。これには僕が喜んだ。それはまさに奇跡の連続…今日は奇跡の確変日。

さぁ、どっちから?。

でも、友人を待たせるワケには行かないな。随分、長い間待たせたからな。今日は時間軸を逆転させて、うどん屋で起こった奇跡を書こう。

───2023年3月22日11時30分。

わら家で36時間ぶりの食事を取る。不思議な事に食欲は無かった。あと2~3日くらいイケそうな気分だった。

香川県民にとって、うどん屋は二種類存在する。お客さん用と自分用。県外からのお客さんにセルフうどんはチョット無い。必然的に高級なうどん屋へ連れて行くのが讃岐の常識。かく言う僕も、屋島のわら家は10年以上入った事の無い店であった。

───変わったねぇ~、わら家さん。

以前、食べた時とは全く違う佇まい。屋根は藁でもおしゃれなカフェ風に化けていた。表の看板にメニューがあった。知ってる、それ、嘘でしょ?。びっくりするほどの高級価格に三歩進んで二歩下がる。まぁ、今日は特別な日だから…。気合いを溜めて中に入るとマックかよ?。店員さんの平均年齢の若返りっぷりに、今日もサヨリはまだ喰うか?。戸惑いながらもえび天ぶっかけを注文する。

さらば、英世。

僕は友人の顔も声も知らない。だから、友人から貰った形見の赤いリュックを持ってきたのだ。赤いリュックには彼女の残り香が少しあった。お待たせしました、お待たせし過ぎたのかも知れません。ほんとうに長い間待たせたね。さぁ、喰ってくれ。今日は幾ら喰っても国が許す!。

けれど、待てど暮らせど讃岐うどんはまだ来ない。待っている間にスマホから昨夜の記事を読み返す。やはりな、そうなるわな…地獄だった。

───文脈が半狂乱。

記事を修正しながらうどんを待つ。マダオの芽は…否、讃岐うどんはまだ来ない…。次はiPod touchを取り出して店内を撮影し始めた。けれど、讃岐うどんはまだ来ない…。観光地だし、時間もあるし、今日はおだやかに過ごしたいし。腹を括って、iPadを取り出して、Twitterを開くと店員さんがやって来た。

───すいません、もう少しで出来ますので(汗)。

───はいはい(笑)。

トンと目の前に天ぷら(小)が置かれる。

───へ?(汗)。

───お詫びです、天ぷら食べながら待っていて下さいね(笑)。

───は?(汗)。

こんな事って、ある?。

900円のえび天ぶっかけ(小)を注文したら、700円の天ぷら(小)が目の前に。友よ、お前の仕業か?。注文が1個だけだったから怒った?。それとも謎のサプライズ?。昨日の今日だからそう思いたくもなる。想定外のプチ奇跡。でもきっと、僕が拗れた観光客か悪質インフルエンサーにでも見えたのだろうな…。

今日はボロボロだもんなぁ~。

───わら家の関係者の皆様、良かったら叱咤激励のコメントお待ちしています(汗)。

僕が中学生の頃、わら家さんは近所の人がうどん玉を買って帰るような店であった。その頃の屋島は観光客で朝から晩までいっぱいだった。わら家さんもお客でいっぱいだけれど、聖子が渚のバルコニーで待ってたのどかな時代である。近所の人はうどん玉と出汁を買って家庭でお昼を食べていた。リュックにそんな話をしているとうどん来た。

───さっすがぁ~、ゴージャス。

ブラボゥだねぇ~、どんぶりくらいエビが大きい。36時間ぶりの炭水化物と天ぷらの数々…いただきます。先ず言いたいのは、わら家のうどんは(小)で十分過ぎる量である。(大)を注文しても僕は構わない。けれど、結構な量のうどんが来ると覚悟した方が良いだろう。下手をするといつもの二玉くらいの量であった。

麵はそつなく腰があり、出汁の味も利いていて、これなら観光客も満足して帰るであろう。当然、友人も満足してくれるに違いない。そんな味であった。それに加えて奇跡の天ぷら。満足しない方がどうかしている。とは言え、今日のうどんは塩が利いてる(汗)。

───満足した?、余は満足だけど(笑)。

さすがに36時間も何も食べていないとね…。それでも、最後まで完食出来る胃袋の強さに感謝である。美味しく楽しく頂きました。さて友人は、今日のうどんを気に入ってくれただろうか?。あの世への土産話がまたひとつ。ごっつあんです。

今度は山田家さんに連れて行ってあげような(笑)。

【次回予告】

明日は文頭で書いた免許センターで起こった奇跡の話を書きます。これは、友人が泣いて喜ぶ話だから次回に回しました。そして日本の誰かにだって、一筋の光が見えるお話だとも思っています。

乞うご期待(笑)。

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