ノートPCで作業するとキーボードの上で寝そべり。本を読めば本に乗って邪魔をする。ならばKindleで読書。高齢者へ推しまくっているiPadを開くとこのありさま。お気づきになられただろうか?。僕も全く知らなかった新機能のご紹介。胸がはちきれそうだった。
この位置に猫が手を乗ると、Kindleのページが捲れなくなります。ドヤ顔で僕を見つめる愛猫サヨリ。勝ち誇った顔がいとをかし。その可愛らしい頭を撫でながら思う。うちの子は天才なのかも知れない…嫌がらせの。
Amazonで購入したkindle本は三浦哲郎と山本周五郎
本を買った。二冊も買った。少し背伸びをしてみた。紙に印刷された本では無くKindleの方。本屋へ出かけるのも面倒だし、本を買えば置き場に困る。時代はデジタル…そういう事です。一冊は三浦哲郎の「忍ぶ川」。おぉ〜、芥川賞受賞作品。文豪ですよ、ワープロじゃない方の文豪。
文豪と言えば、太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、森鴎外、川端康成、宮沢賢治、菊池寛…。取り合えず、kindleで無料の漱石や龍之介などをひと通り齧ってみた。けれど読み込みが甘い。だから全然頭に入って来ない。というか面白くない…なんか…ゴメン。やはり読書は面倒だし文豪の小説へのハードルは高かった。
そんな僕が「読書が趣味です。テヘっ!」なんて口が裂けても言えやしない。底の浅いブロガーだけれど、それはそれで良いんじゃない。そんな気持ちの諦めも入っていた。別に小説家になろうって訳でも無いのだから。ドンマイ、ドンマイ。
とは言うものの、ブログの肥やしに読書は欠かせない。語彙力不足と文脈不足も否めない。YouTubeで役立つ情報もあるけれど、動画は頭の中に入らない。変顔とか要らないし、リアクション芸も要らない。極めつけは、質の悪い二段階CM。そんなの待っていられない。
結論として情報収集は読書が一番。理想は紙の本だけれど、本の置き場と機動力の高さからKindle中心で読む事にした。小松左京、眉村卓、新井素子、鈴木光司、西尾維新、谷川流。僕が読むのはホラーかSF作品限定。最近は読んでもラノベばかり。勉強にはなるのだけれど、それもそろそろ如何なものかと。そう思い直して美しい文章を書く作家を探す。何事にも優秀はお手本は必要なのだ。
「美しい文章を書く作家はだぁ~れ?」―――Googleで調べると浮き上がる三浦哲郎の名。フー・アー・ユー?。読書家の間では超絶人気。全盛期の大島優子を思わせて、放っておけない気になる存在。「流れるような美しい文章なら三浦哲郎でしょ?」的な濃ゆい空気にも背中を押され、そっと、僕は「忍ぶ川」を選んだ。
映画化もされた「忍ぶ川」。幸いにも僕は映画の内容すら知らず、白紙の状態から読み始める事が出来た。今、志乃さんが新婚旅行中のくだりだで、めっちゃ可愛いお嫁さん。彼女のセリフ回しがなんとも美しい。すっかり忘れてた「~ですの」言葉。お上品で、絶妙で、優しくて…。
一言、一言、上質な日本酒のように、男心に染み渡る。忘れかけてた奥ゆかしい女性の姿が目に浮かぶようだ。ザッツ、昭和。それが一行ごとに蘇る気がした…これ以上は書けないし書かない。今は令和。そういう話はアレだ…ご法度。言葉のシャワーは沈黙して心の肥やしにします。みなさま、ご察し下さい。
さて、もう一冊の本。それは歴史もので知られる山本周五郎。他でもない、西尾維新の「終物語(中)」で、神原駿河の読みたい本として挙げた一冊。題名の強烈さに心惹かれた気になる書籍。冗談半分で探してみると―――当たり前のように販売されていた。なので「忍ぶ川」と同時購入。気になる題名は「美少女一番乗り」。召し上がれ。
おっ、どんな話しだぁ?。
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