うちの猫が大好物のミルクをいつも少しだけ残すわけ

うちの猫の話
うちの猫の話

「親愛なる愛猫サヨリよ、今一度、問おう―――なぜ、いつもミルクを残すのじゃ?」

僕は問う。ミルクの後に問いかける。特性グラスの横でチョコンと座る。そして僕を見上げる愛猫に問いただす。猫は、猫で、猫だから―――返事はしない。だけれど、何かしらの要望が無ければ、僕を見る事も無いのが猫。2020年(令和2年)初めての新型コロナ緊急事態宣言が発せられた頃。ドイツの精神科医のツイートにこんなのがあった。

”コロナで孤独を感じた時。壁に向かって話すのは正常です。が、しかし、壁が返事をしたら、一日も早く精神科医への受診をおススメします”

―――こんな内容だっただろうか…たぶん、そうだったと記憶している。コロナ禍で厳しい状況ではあるのだけれど、僕には精神科医の必要はなさそうだ。サヨリが喋った記憶は無いのだから…今のところ大丈夫だと思う。

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愛猫の真意は…飲ませろ!

ミルクを飲む老猫

ほんの2~3年前まではこうだった。自分でミルクを飲み干していた。ちゅーるミルクは食欲が無い時の保険だった。二本の犬歯(牙)が抜けてから一気に老けた。カリカリも食べなくなった。散歩の頻度も少なくなった。起きている時間が短くなった。それが、ミルクとお刺身生活が始まりだった。それは、僕のエンゲル係数を盛大に圧迫することを意味していた。刺身はともかくとして―――だ、猫のミルクの価格設定は異常だろ?アレ。

そんな貴重なミルクを残して僕を見つめるサヨリさん。アレだ、ミルクは貴重なんだよ。ゾンビ映画のガソリンくらい貴重。飲めよ、飲んでくれよ。そう思うが、一向に彼が僕から目を逸らす気配も無い。ぬいぐるみのように佇んでいる。瞬きが少ないだけに目力は強いが、彼の要求は理解している。それは、いつもの事だった。

「飲ませろ。グラスを持ってボクに飲ませろ」

いつから始まったのか忘れたけれど、100均(ワッツ)のグラスの三分の一ほどを残して僕を待つ。新手のプレーか?。起きている間のお楽しみか?。僕もサヨリを甘やかせはしない。ミルクを飲ませた状態で出かける時もあるのだ。だから、しばらく無視を続けてシカトする。すると自分で飲み始める時もある。その確率、僅か30%。

残りの70%で始まる、ガリガリガリガリガリガリガリガリ…止まらない爪とぎ。こともあろうか、彼の爪の矛先は、僕のリクライニングチェアの肘掛。サヨリさんの爪痕でボロボロ。中身の綿が出てきてる状態で、もう、泣きたい。あれ…高かったのに。

不貞腐れる猫

日常的に使用頻度の割合で言うのなら、もはや彼の椅子でもあるのだけれど、敢えて言おう。これは我のチェアであると。カリカリカリを阻止すると、僕の膝の上に強引によじ登り、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ….。そこでグラスを口元まで持って行くと、さも得意げにミルクを飲み干す。これがほぼ毎日。一気に飲み干したらもう一杯。

僕は西部劇に出て来るバーテンのオヤジか?。グラスにミルクを注いて、目の前に置くと二杯目を飲み始める。そして、三分の一を残して僕を見る。仕方がないのでグラスに手を掛けた。すると―――スーッとハウスの中へと消えて行った。―――このパターンが一番つらい。ツンデレは最強の属性だと呼ばれるが、ツンデレツンは辛いぞ。

お父ちゃん
お父ちゃん

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謎のお姉さん
謎のお姉さん
サヨリさん
サヨリさん

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