───ダイエットがうまくいかなくなった、痩せにくくなった、水を飲んだだけで太る、息をしただけで体重が増える、、、、
それは、あれだ、、、代謝のせいだ。歳を取ると代謝が悪くなって、瘦せにくくなるせいに決まってる。みんなそう言ってるし、僕もそう思っている。だからこそのウォーキングなのだ。年内の目標に掲げていた第一目標は無事クリアしたけれど、
そこからがお先真っ暗。
いったい、どれだけ歩けば痩せるのか。体重減らないのにも程がある。そんな事を考えている矢先、Yahoo!ニュースからひとつの回答を得た。なるほど、納得、マジっすか?。それは、理にかなった悲しい回答だった。中年太りに逃げ場は無かった。
20代の若者も、40代、50代の中高年も実は代謝に大差はない――。つまり、「中年太り」は代謝のせいにはできないのです。
(中略)
今回、私を含む80人以上の共同研究者は、5年間かけて29カ国6600人超の人に調査を行いました。対象者は先進国のみならず、低所得国や狩猟・採集生活を続けている人、高地に住んでいる人などで、全世界のあらゆる環境に住む人々のデータを集めたと言っても過言ではないでしょう。
Yahoo!ニュース「中年太りの原因は「代謝の衰え」ではなかった! 「サイエンス」に掲載、本当の原因は?」より引用
若者も、僕も、アナタも、基礎代謝に大差は無いですと!。太る原因は運動不足とカロリーの過剰摂取ですと!。知ってる、それ噓でしょ!。そう思った、そう言いたかった。でも、薄々そうじゃないかとも思ってた。ファクトもエビデンスも揃ってる。もうね、ぐうの音も出ませんわ。
───そう言えば、トッケビの花嫁、めっちゃ動いてたっけ、、、
運を動かすと書いて運動
絶賛ドはまり中の韓流ドラマがある。「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」だ。常連さんは、「またか?、また始まったか?、またトッケビか?、いつまで書くんだコノ野郎!」そう思うだろうけれど、まぁ取り合えず読み進めて欲しい。痩せる話に繋がるから。
───華麗に繋げて魅せるから
トッケビの花嫁役のキム・ゴウン。2022年現在、彼女の年齢は30歳。2016年に韓国で放送された事から逆算すると撮影当時の年齢は23~24歳。360度全方向で女子高生だった、魔法だった、不思議だった、演技力でどうこう出来る話では無かった。どうして違和感無く現役女子高生に見えたのだろう。
───それは何故か?
彼女は19歳と29歳のトッケビの花嫁を見事に演じ分けた。髪型、メイク、セリフ回し。それらを外して大きな違いがひとつある。細かな動きだった。頭の先から爪先まで、JK花嫁は常に動き続けていた。イチイチ動きがデカイ。口だけしか動かさないトッケビや死神とは対照的だ。
その無駄な動きは、非運動性活動熱産生(NEAT)と呼ばれている。細身の人はNEAT率が高い事も研究により実証されている。
─── NEAT、それが大人と子供の境界線だ
落ち着きの無さが若さを増幅させる。
セリフを喋りながら上半身がジッとしていない。彼女の顔の動きに注目すれば、それは自ずと見えて来る。見上げる、見下ろす、振り返る。その動きのキレの良さ。キレッキレだ。その傾向が顕著に表れるのが2話である。あちこち無駄に走り回る女子高生。カナダのシーンではしゃぎっ放しでティーンエイジャーそのもの。
───好奇心の塊だった
トッケビ(コン・ユ)の周りを無駄に走り回る花嫁。思えば我が子の幼少期も、僕の周りを無駄に走り回っていた。ずっと動き続ける全身のパーツ。目だけで見えるのに首を回す。話す度にゼスチャーゲームのような身振り素振りが忙しい。
なんだ、なんだ、ゲッター線か?、どうしてジッとしてられない?、電池が切れるのは寝る前だけか?。その勢いで女子高生らしさを表現していた。それが大人と子どもの見栄えを変える大きな違いである。
絶え間なく素早く動く体のどこか。当然、全身に漲る熱量も変わる。オーラと言い換えても良いだろう。エネルギッシュに見えて当たり前。大人と子どもとでは明らかに運動量が違うのだ。
───つまり、中年太りの原因は運動不足と飯の喰いすぎ
Yahoo!ニュースの記事のとおり。中年太りの原因は、高齢による代謝の変化せいだけには出来ない。裏を返せば、学生時代の動きを再現すれば、体重は減り、スリムな身体に戻るはず。
───今よりも若く見えるはず
最小限の動きで最大限の成果。それが大人になるという事だ。僕もそう、アナタもそう、みんなそう。大人はそれに慣れてしまって気づかない。若く見えるという事は。絶え間なく高速で動く体のパーツという事に。
───運を動かすと書いて運動
一日中、全身をこまなく動かし続ければ、そりゃ、嫌でも消費カロリーは増える。良くも悪くも若く見えるおまけ付きの諸刃の剣。お落ち着き、貫禄、アダルトな雰囲気、大人の空気感。その全てを失う副作用があるのだけど、それで良ければ若返ってみるのも良いかも知れない。
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