うちのニャンコは老猫なのにめちゃ喰ってます

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まんぷくパウチ
うちの猫の話

───あぁ!(おはようございます)

ごはんですか?。

朝飯を喰い、夕飯を喰い、晩飯を喰らう。愛猫サヨリの食欲が止まらない。ちゅーるとミルクは別腹でランチタイムは夢の中。

食が太いは大いに結構。でもちょっと多くは無いかい?。おまいさん、そろそろ虎にでもなるのかい?。大人の第三成長期が始まったような錯覚すら覚える喰いっぷり。

ちょっと前までちゅーるっぽくして、騙し騙しまんぷくパウチを食べさせていたのに、今では独りでガツガツやっている。一袋だけでは飽き足らず、もう一袋まで平らげる始末。

───おまいさん、太るよ?。

知ってる。それ、「おまいう?」じゃん。けれどこの食欲は異常である。喰う力があるという事は生きる力があるという事。けれども同じパウチばかりでは飽きないの?。

お口直しに総合栄養食版のちゅーるを与えると更に舌を長く伸ばした。食欲が増えるにつれて活動時間も長くなった。

───ずっとボクのターン。

そう言わんばかりに付きまとう。

ついこないだまで寝てばかりだったのに、いつも気怠い目だったのに、歩くよねぇ~寒いのに。

活動時間の長さは僕の目の届かぬ時間が伸びた事になる。つまり、僕が不在中にも彼のドラマは進行中なのだ。そこで思わぬ事実が発覚した。

───留守中鳴いているのだ。

サヨリは昔から鳴かない猫であった。食事の催促「ごわぁ~ん」以外の言葉を発しない。静かな猫ちゃんなのである。否、最近までは静かな猫ちゃんであった。

異変に気づいたのは事務所の前。どこからともなく猫の鳴き声。その実、何匹かの野良猫の存在も知っていた。事務所周りで猫の声がしても不思議じゃ無い。

僕はあたりを見渡した。でも猫の姿は見つからない。耳を澄まし声を探るとドアの向こう側が発声元であった。

───オーイ、オイ、オイ。

ドスの効いた声に、フネを呼ぶ波平の姿が頭に浮かんだ。外出してからずっと鳴いていたのだろうか?。それとも僕に気づいて鳴いているのか?。

───もぉ~、可愛いじゃん。

ドアを開けるとサヨリは。「あ、ぁ、あ、ぁ、あぁ・・・」と音色を変えた。これはあれだ、あのちゃんが、地声を出しているのに気づいて声を戻すやつだ。お父ちゃん用の2オクターブ高い声。僕の足元で尻尾を立てた。

まずは抱っこ、そして下ろせ。

一目散に駆け寄る冷蔵庫。その前でキチンとお座り。その気持ち、僕の胸にしっかりと届いています。

───ミルクの催促、そしてご飯。

猫は人間の4倍の速度で時を過ごす。あたかも5年前の姿がフラッシュバックした老猫に目頭が熱くなるのも不思議です。

まだイケる、どう考えても大丈夫。

「猫ちゃん生きてる?」

最近、よく聞かれるフレーズだけれど、ご心配には及びません。今日もサヨリは元気です。そろそろ散歩に出ようかね、お父ちゃんは寒いのだけれど(笑)。

コメント

  1. 猫なで声‥。まさに、その切り替えの瞬間でしたね(笑)。そういえば、既にご存知かもしれませんが、「猫が30歳まで生きる日」この本は、とても興味深い本ですね。印税の一部は猫と人の腎臓病の研究費に充てられるとか。猫も人間も辛い病気など無く、ずっと一緒に仲良く健康で過ごせたら本当に幸せですよね。

    • 猫の30年時代には希望がありますね。僕は犬猫の寿命は10年だと思っていたので、10歳を越えてからいつも不安が頭の中にありました。30歳が平均になったら、まだまだ余裕って気分になれます(笑)。

  2. ありゃー首巻き巻いてお散歩ʘ⁠‿⁠ʘ
    かわいい。
    またまだ美魔女

    • 可愛いでしょ(笑)。自慢のニャンコです。

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