SPY×FAMILY を読むと、俺は泣くのか?

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SPY×FAMILY
Kindle・書籍

 少し前。

 小説執筆の追い込みタイミングで小包が届いた。差し入れである。その中に二冊の本が入っていた。題名は、SPY×FAMILY。表紙にイケメンが描かれたコミックスであった。一瞬、その字面に〝HUNTER×HUNTER〟と勘違いしたのも、僕の漫画歴が平成でストップしている証拠であろう。

 コミックスの上に乗せられた、ハガキサイズのカードには、イスに座って本を読んでるピンク色のボブカット。少女が読む本の表紙には〝JAMP+〟の文字が見える。この女の子、どこかで見たような?…えっと…誰やったかな?。

 令和に作られたアニメや漫画の話題を振られても、たぶん、僕には何ひとつ分からない。なぁ、そこの、僕のリアルな知人たち。今度、僕と会ったら聞いてみ? 最近の漫画とアニメの話を。面白いほど何も知らないから(笑) 「へぇ〜」とか「はぁ〜」とかしか口に出さないから。

 で、この子を思い出したのは、スマホの写真を確認した時である。そっか、そっか、この子があの子か(笑) その子は、相棒のメールに添付された画像の子であった。相棒が画像を飛ばすのにも理由があった。それは割愛するとして、せっかくの本である。きっと、今、流行っている漫画なのだろう。

 二巻目の帯にアニメ化放送中の文字と、累計2100万部突破の文字が…。だったら、若い子との話のネタにもなるだろう。ジジイの嗜みで読んでみよう。そんなぶらり散歩気分で読み始めて、今日もサヨリは元気です。老猫とは思えないほどの食欲で、まだまだ元気で生きてます(笑)

 表紙を捲ると三日月のイラスト。それと、作者のコメントが書かれている───僕はお月様とは縁があるのだな…。そんなことを思いながら次へ進む。向かいあってテーブルを囲む父と母。ジンジ君とミサトさんのあの構図。その真ん中に座っているのがあの子だった。一見、幸せそうなイラストだけれど、床には何体もの死体が転がっている。テーブルで隠すように、パパが拳銃をポイっと捨てる描写から、彼らが普通の家族ではないのが理解できた。

 このご時世である。ネタバレするのも如何なものか? でもまぁ、イケメンパパはスパイで、美人ママは暗殺者で、娘は孤児の超能力者で、全員がアカの他人くらいまでなら書けるかな?

 女の子はアーニャという名前だけれど、そんなの誰でも知っているだろうけれど、〝かっこいい、うそつき〟…このセリフはアニメの名言として残るだろうな。そう勝手に思っている。

 そんなこんなで読み進めて、アーニャの入学試験のエピソードまで読み進めて本を閉じた。さっき割愛した、相棒からのメールの理由と、アーニャが妙に重なって、読み進めることが出来なくなった。似すぎだった…。

 今でもこれでそうなるのかよ? 自分でも、込み上げる何かに困惑している。でも、良き本をありがとね(笑) 12月1日に、ビールでも飲みながら読もうかな? 少しだけ読んだSPY×FAMILY。アーニャの頭をわしわしのコマ。それが強く印象に残った。

───そうだよ、キミは邪魔じゃない(笑)

コメント

  1. ある意味、小説家も「かっこいい うそつき」ですね。「SPY×FAMIY」は以前、職場の知人にオススメされて僕も読みました。面白いだけではなく印象的なシーンも多いです。もうね、涙腺がユルユル。人前では読まない本のひとつです。

    • ほんとだ(笑)
      かっこいい うそつき 僕にもなれるかな?
      SPY×FAMILY、日本の漫画というよりも、ハリウッド映画みたいなストーリーに感じました。あれ、日本じゃなくて、ハリウッドで映画化すれば、すごい事になりそうな予感してます(笑)

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