フライングにも程がある!超極早生玉ねぎゲットだぜ

月曜日(畑の話)

 月曜日は畑の話

 プロ農家の人にノートパソコンをあげた。Amazonで購入した中古ノートパソコンだった。その後で購入した、レッツノートの使い勝手がよすぎで予備機に回したパソコンで、今日もサヨリは元気です(笑) 

 CPUは非力なセレロンながらも、ネット程度なら十分遊べる。Microsoft officeもインストール済み。だから、そこそこ使えるだろうけれど、銭をもらうと後々面倒。だって、そうでしょ? 「お前から買った」つーて、不具合が出ると絶対言われる。もう歳だから、そういう面倒からは遠ざかりたい。これが分かるアナタ、そりゃもう、お友達です(笑)

 敵もさるもの引っ搔くもので

「ナンボや? 銭、払うで」

 と何度も聞かれる。その度に

「1万くらいで買ったから、銭はいらんから竹をくれ」

 そう言って全力で逃げている。竹は畑で使える。それこそ何本あっても困らない。だから大事。もらった竹が余っても、外柵の補強に使えばよい。使い古した竹でもくれたら、それでも僕は満足だ。僕は自然に帰る材料が好きなのだから。けれども、プロは引き下がらない。飯に行こうとか、風呂に行こうとか……あの手この手で誘いをかける。けれど、僕だって暇じゃない。やっぱり、全力でお断り(笑)

 いつだっけ?……そうそう、2月23日だった。祝日、天皇誕生日。じゃがいも(十勝こがね)の土づくりをしていると、プロがビニール袋に入った何かをくれた。中を覗くと、みかんと玉ねぎ。みかんは想定内だけれど、今の時期に玉ねぎとはこれ如何に? ハウス栽培の玉ねぎだろうか? この玉ねぎ大きいやん! 一瞬で僕の心は奪われた。一個の玉ねぎに、久々のわくわくを感じた。アーニャ曰く「ぼうけんとは いつもとちがう わくわくをたのしむもの」だそうだ。

 この玉ねぎは、いつもと違う。

「これ、作ったの? 早生わせ?」

「〝超〟早生玉ねぎ(笑)」

 実にうれしそうに〝超〟を強調する。それからずっと、俺のターン! ここからは質問攻めだ。

「ハウスで?」

「路地で(笑)」

「種から?」

「種から! あ───でも、マルチはいるでぇ(笑)」

 うっそ? 僕は超早生玉ねぎに興味出た。玉ねぎマルチのストックだって持っている。2月に収穫出来るのなら、次の冬が楽しみだ。晩生おくてはベト病が気になるから、今期も早生で勝負したのだ。それはまぁ……失敗に終わったけれど(汗)

「9月くらいに種をまいて、正月に玉ねぎ食った」

 正月に玉ねぎ収穫? それはとても魅力的である。

「でもあれやろ? 農家の闇ルートでバイオの力で作るんとちゃうの? 種は手に入らんわなぁ……勝手に作ったらお縄になるやつかな?」

 鎌をかけると

「そんなん、ホムセンで売っとるわ」

 何ともまぁ、有益な情報をありがとう。これ、絶対に次でやろうと心に誓った。さっそく、もらった玉ねぎを野菜炒めにして食べてみた。うーん、どうなんだろう……超早生だけに水っぽい気がした。つまり、これはサラダ向き? どうせ、2月の畝は空いているのだから、畝1本くらい超極早生玉ねぎを作ってみようと思う。何はともあれ、この情報はうれしかった。

 ありがとさん(笑)

コメント

  1. アイドルから始まった玉ねぎ栽培、次は超極早生で今から楽しみですね。ところで、お正月に収穫可能な超極早生といえば、加津佐13号かスーパーアップでしょうか? これ、僕は食べるだけですが、わくわくが好きな親戚の子の影響で知りました。

    • 知らない野菜をつくるのは、日常的に食べていて、好きなものほどワクワクしますね。ニヤニヤしているだけで、品種を教えてくれませんでした(汗)時間があるので、そのうち聞き出そうと思います(笑)

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