七夕に草刈り

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雑記・覚書き

 文月七日。

 今日は全国的に七夕である。

 笹の葉サラサラの日に、僕は笹の葉を刈っていた。そう、桃畑の草刈りである。笹どころか目の前の雑草は全て刈る。小一時間ならストレス発散になる作業。だってそうでしょう?、僕の人生に草刈り機を使う場面はあまりない。だから、やり始めると割と楽しいのだ。この感覚は、初めての路上運転に似ている。それに加えて、誰に干渉される事なきワンオペ作業なら尚更である。勝手気ままに今日は遊ぼう。

 この気温とこの湿度。

 草刈り機のエンジンを回して数分もすれば、全身から玉のような汗が止まらない。気分爽快、サウナ効果も相まって、今日もサヨリは元気です(笑)。

 草を刈るのは簡単である。草刈り機を振り回せば良いだけだから。草刈りにも細かいテクニックなんかもあるのだけれど、ぶっちゃけ草が無くなればそれで良いのだ。そんなぶらり散歩気分で草を刈る。細かい事を考えても、結局、疲れたら最短コースで草を刈る。それが人間というものである。だったら、最初から無心でやる方が楽なのだ。

 「この前、ヘビが出てねぇ、草刈り機で避けようとしたら、半分に切れちゃった(笑)」

 桃の奥さん、軽く笑って話していたのだけれど、それって、普通にマムシの話してるよね? 噛まれたら死ぬ毒蛇だよね? まぁ、普通にウジャウジャといるらしいのだけれど、不思議と僕は畑でヘビの姿を見たことがない。いつもそう、きっとそう。今日もヘビとは会えないのだろう。結局、ヘビとの対面は無かった。

 桃畑とうちの畑の雑草は似通っている。これが意味する事は、うちの雑草の成長した姿が見られるという事である。自家菜園では割と大事。だってそうでしょう?、こんなに大きく育てないもの。15センチも背丈が伸びれば、畑の雑草は普通に刈ってしまう。いくら知り合いだからって、おいそれと桃畑の土を踏むことは御法度なのだ。そんな雑草の行く末を知る良い機会でもある。草を刈りながら、雑草の成長過程を観察する。うん、前向きだ(笑)。

 今から草を刈ります。

 と言っても規模が規模。刈っても刈っても終わらない。草刈り機の活動限界は2時間である。2時間も動かせば燃料が切れるのだ。あ、燃料切れた。一度目の燃料補給をしながら我思う。

 午後から雨だな。

 僕の勘は割と当たる。昼飯を後に回して草刈り作業を続行させた。たぶん、昼一番から降り始めるだろう。雨が降ったら飛んで撤収し、自分の畑を見に行こう。その魂胆があったからだ。夜勤のある日は、何かにつけて忙しい。時間は大切に使わないとデス。

 予測どおり(笑)。

 午後1時を少し過ぎて雨が降り始めた。キリの良いところで作業を終了し、自分の畑を覗きに向かう。その道中の焼却場の偵察も欠かさない。焼却場には桃の木の支柱として使われていたぶっとい竹が捨てられている。僕にはまだまだ使える強度。だから、ずっと狙っている竹なのだ。残念ながら今日は不発。気にしない、気にしない。通っていれば、そのうち手に入るだろう。

 畑の様子を見て、事務所に戻ると一通の葉書が届いていた。

 本屋にぴったりのカードがありました。!!

 そっか、そっか。相棒が言ってたのがこれですか。それは、僕の誕生日が記された誕生日ポストカードであった。

 知恵の泉 ムラサキバナナ

 生きるために必要な知恵が湧いてくる 机の上で学んだ知識より あなたの体験からうまれる知恵は役に立つ 

 だよねぇ、僕かぁ、机の上で学んでないもの(汗)。だから経験生かして今日も頑張る。お手紙、どうもありがとう。友人の絵はがきと一緒に、ポメラのケースに入れました(笑)。

 一年に一度の七夕の夜。

 天候はこんな感じだけれど、彦星様と織り姫様は無事に会うことが出来るのだろうか? 一年の想いを伝えることが出来るのだろうか? それとも来年へ持ち越しか? とは言え彼らには、年に一度のチャンスが必ずあるのだから、それはそれで幸せなのだと僕は思う(笑)。

コメント

  1. 私も机で学んでないなー^ ^
    いい言葉。
    めっちゃ素敵な相棒じゃないですかー

    • へへへへ。
      どこを探したって見つからない相棒ですよ。
      友人が引き寄せた
      唯一無二の相棒です(笑)

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