小玉スイカ、シャリっ娘を収穫

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自家菜園

 去年のスイカは多くの実を成らせた。喜んでころこんで見ていると、そのほとんどの実が破裂した。劇場版名探偵コナン風なら絶望ディスペアのウォーターメロン。僕の心も割れそうだった。プロに原因を聞いてみると、小玉は割れて当然だと言う。

 はじめての小玉スイカは惨敗に終わった。けれど、僕は諦めの悪い男である。何事も無かったかのように、しれっとリベンジ。実割れの原因が水ならば、他の野菜と一緒にしてやれ! 他の野菜が水を吸ってくれるだろう。そんなぶらり散歩気分で畝ごとにスイカの苗を植え付けた。もちろん苗は種からである。その分、費用は最小限に抑えられる。存分に楽しんで、今日もサヨリは元気です。

 その目論見が当たったのだろうか? 今年のスイカは一個も割れない。育ったスイカを眺めて我思う。

 いつ採るの? 今かな?

 本来ならば、早朝に人工授粉を施し、その日を記載した目印を残す。収穫時期は積算温度からはじき出す。小玉は八百度から九百度である。ざっくり受粉から一ヶ月後が小玉スイカの目安となる。

 知ってる、それ、やってない。

 コロナの頃ならいざ知らず、今年はそんな暇など何処にもない。毎日夕方、畑に水をやるだけでタイムアウトなのだから、巻きひげの枯れ具合を収穫の目安とした。去年の目安もそうであった。まだかな、まだかな? 出来ることならお盆に採りたい。そう思いながらスイカの巻きひげを確認すると、あったはずの巻きひげが消えたシャリっ娘を発見!

 この子は試し採りせねばデス。

 その場で収穫。バイクのカゴに乗せるとジャストフィット。よーし、いい子だ。大きなスイカも大玉トマトも、ドロンジョ様くらい魅力的だけど、実用性と手間暇を考慮すると、小玉とプチトマトで十分だと思っている。猫の額のような狭い畑。育てる野菜を選別する時期だとも思う。

 そんな理由で、来年のリストからズッキーニは落とされた。場所を取る割に人気がないのだ。自分でも食べないのだから不要だと判断した。たぶん、大玉トマトもそうなるだろう。プチトマトだけで十分に思える。代わりに品種を増やそうかな?

 さて、今日のシャリっ娘。

 種の袋の説明では、シャリシャリした食感だと書いてあった。種の写真を友人に見せると、お目が高いと褒められた。もしかしたら味を知っているのかも知れないな。そう思いながらも問いはしなかった。

 さて、一晩、冷蔵庫でじっくり冷やして、明日にでも食べてみようと思う。あの時の、答え合わせをしながら(笑)

コメント

  1. この時間なら食べたあとかな? シャリッ娘、美味しいですよね~(笑)今年は水分量に注意されていたから、やはりそういうことが結果になるものですね。そういうば水分量以外にも、スイカは暑さに強くても限度があるようで、スイカの高温障害もあるのだとか。最近の日本の夏を考慮したら品種選びは大切ですね。もし今年も「絶望のウォーターメロン」が上映されていたら友人は「割れないスイカについて」とメールをしたでしょう。毎年、僕のリクエストの小玉スイカと他の品種のスイカもいろいろと栽培していました。人が乗っても割れないスイカって聞いたことありますか?

    • ゾウが乗っても壊れない鉛筆箱は知ってますが、人が乗っても割れないスイカは初耳でした。実は、スイカを作っているのも。シャリっ娘、ついさっき食べました。今日は無理だったので、明日の記事で感想を書きますね(笑)

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