───100均にも麻袋ってあるんや…。
心折れそうな猪騒動、休憩で立ち寄る逸珈琲、カウンター前の大きな麻袋。コレ欲しいな。珈琲豆が入っていたと思われる、大きな麻袋が心に残る。とは言え、今時麻袋なんて探しても見つからないだろう。てか、実際あってもお高そう。
───そんな事より僕には不織布が必要だ。
秋野菜の種植えに不織布が必要だった。種を植えたら、その上に掛けるのだ。小さな畑に不織布は100均ので十分である。だってそうでしょう?、まく種の絶対数が少ないのだから。
思い立ったら吉日で、僕はバイクを100均ワッツに走らせた。ものの試しに麻袋を探してみると…100均には何でもあるもんだねぇ〜麻袋バッグ。麻生地印刷されたCAFEとかCOFFEEの文字は理想どおり、即買いだ。ちなみに書いてる意味は分からなくて、サヨリは今日も元気です。
───今日は何を入れてやろうか?。
そんなのポメラとKindleに決まってる。外出先で思いついたらポメラを開く、そうじゃなければKindleを開く。僕は文章が下手だから、何かを読んでいないと記事が書けない人なのだ。年を重ねるごとにその傾向は強くなる。嫌だねぇ〜、年は取りたく無いものだ。
ポメラと安い方のKindleの液晶画面は目に優しい。だから僕の枯れた目には手放せない。このガジェットらを麻袋に入れるとなんとも良さげ。サイズ的にも問題なし。麻だから畑映えもするだろう。今はゴワゴワしているけれど時期に馴染む事だろう。使い込んで破けたら畑の肥やしにしてやろう。
そのKindleの方だけれど、今はミスト(スティーヴン・キング)と涼宮ハルヒの動揺(谷川流)とを交互に読んでいる。その前は、アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)とさよならドビュッシー(中山七里)だった。両作品をこの場で全てを語り尽くすのは不可能だけれど、興味深くおもしろい作品だった。僕の好みはアルジャーノンの方である。酔も甘いも知っている僕ら世代にならばオススメします。
───では、本日の麻袋チェック。
ポメラ、Kindle、iPad、そしてアイドルももえ?。
猪対策も必要だけれどタマネギも準備しないと出遅れる。なんせ、128穴セルトレイ×3枚分。やった経験が無いだけに、この作業がいつ終わるのかが分からない。1枚につき1時間なら上出来だろうか?。コツコツは得意だけど、チマチマは苦手。けれど時は待ってくれない。
───取りあえずやってみる。
ダイコン、ゴボウ、ほうれん草はその後で。時間の限り今日はがんばる。何はともあれ良き買い物をした。100均の麻袋バック、さりげなくおすすめです。ダイソーにも全く同じのありました。
コメント
[アルジャーノンに花束を] 初めて読んだのは学生の時でしたが、最後に思わずポロッと涙がこぼれ落ちました。稚拙な文と知的な文の使い方が、ある種の表現方法になって、コレがとても切なくて‥。特に日本語訳は、名訳と称された程とか。平仮名、漢字、句読点、これらを駆使したら、そりゃ名訳になりますよね。読書の秋。久しぶりにまた読んでみようと思います。
「まぁ、読んでみな。損はさせない」
知人に軽く紹介されて、予備知識も先入観も無く読み進めたのは正解でした。ラスト1行を読み終えた時の気分。それはまさに読書の醍醐味の一言に尽きます。そんなハイレベルな作品だからこそ、ウンチクのひとつも言いたくもなるだろうに。知人の粋な計らいに感謝の言葉しかありません。何かの縁で誰かにアルジャーノンを紹介する機会があるのなら、僕もきっと同じ台詞を言うでしょう。
「まぁ、読んでみな。損はさせない」
僕も、もう一度、読み返したくなりました。