最高に面倒で、最高にうまいラーメン。が最高すぎて、いと旨し(笑)熊本 濃厚黒マー油豚骨

火曜日(レビュー)

 火曜日はレビューの日

 今日は、ご機嫌なカップラーメンのご紹介です。名前が少し長いのだけれど〝最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨〟。これは知人からの頂き物で、今日もサヨリは元気です(笑)

 世界初のインスタントラーメン。1958年(昭和33年)、日清チキンラーメンの発明から66年もの月日が流れた。日本初のカップ麺。日清カップヌードルが登場したのは、1971年(昭和46)の出来事である。その間、共に進化をし続けてきたインスタントラーメンなのだが、こんなところまで進んでいたのかと、驚くばかりの商品だった。だって、そうでしょ? カップ焼きそばじゃないのに〝湯切り穴〟が標準装備されている(汗)

 でも、何が最高に面倒なのか……? その疑問はカップを開けるとすぐに分かった。

 福袋か? ってくらい、袋が入っているのだ。こりゃ、手間ですな……そう思いきや。

 宮沢賢治かっ?! ってくらい注文の多いカップ麺である。いただき物だから値段は知らない。でも、いただき物の値段を調べることを僕はしない。とはいえ、ものすごく高価そうだし、失敗は許されそうにもない。パッケージにはお湯を入れて5分と記載されているのだが、説明書きを理解するのに5分をゆうに使っていた。だって〝必ず〟って文字が多いのだ(汗)

 説明書きどおり、お湯を入れて5分待つ。〝必ず〟の指示のもと、濃厚豚骨スープと特製黒マー油をフタの上で温める。5分が過ぎたら湯切り穴からカップの中のお湯を抜く。指示通り、お湯を入れる前。豚の旨み凝縮背脂を入れ、お湯を注いてから、コクと旨味の濃厚豚骨スープと特製黒マー油を入れてかき混ぜる。

 そして気付く……ナニコレ? この麺。

 麺がカップ麺の一線を超えていた。箸から伝わる感覚が他に類を見なかった。違いのわかる男じゃなくても、この違いは誰でも分かる。言うたら、幼稚園生でも分かるほど、麺がもちもちなのだ。体感的には、カップラーメンとカップうどんの間くらいの太さである。きっと、自慢のスープに絡みやすい麺の太さがこれなのだろう。

 突然だが、うどんとカレーと熊本ラーメンに僕は煩い。ダメと判断したら記事にしない。別にアフィリで儲けるつもりもないし、広告だって張ってないし、はたまた案件というワケでもない。不味いもネタにはなるのだけれど、人としてどうかいな? そんな疑問があるので記事にはしない。不味い飯屋と悪が栄えたことはないのだ。そういう商品は、市場から勝手に消えるのだから書く意味さえ感じていない。

 で、最高に注文が多かった熊本ラーメン。このスープ、好きぃ~(笑) このスープだけで、讃岐だったら店が出せる。おべっかとか忖度そんたくではなくて、正直、そう思った。そして……このラーメンには、ご飯がいるとも。まぁ、ご飯も段取りしていたけれど。僕は用意周到な男なのだ。

 炭水化物×炭水化物。舌の上で巻き起こる化学変化に、アーニャわくわく! SPY×FAMILYくらい癖になる。歳も歳だし、濃厚なのは……そんな気持ちもあったのだけれど、僕の胃袋は拒否しなかった。これが、ご飯のおかずになるのだ。ご飯三杯くらい楽勝だ。たぶん、それくらい食べたと思う。大満足のスパイラルで米が止まらん!

 最高に面倒で、最高にうまいラーメン。今回は、最高に面倒な手順を踏んで作ったけれど、更に本気を出して調理すれば……こりゃ、滅多に行かないラーメン屋なのに。更に行くこともなくなるな(汗)

 とても美味しゅうございました(笑)

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