はごろもフーズの家族品質ねこまんま(真鯛入り)

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はごろもフーズの家族品質ねこまんま(真鯛入り)
うちの猫の話

───永遠の15歳(推定)。

愛猫サヨリの犬歯が抜けた。最後の一本が抜け落ちた。加齢による抜け歯は自然の摂理である。それは、何者であろうと避けられぬ現実でもある。

だがしかし、悲観的になっても始まらない。食欲はあるのだからまだ行ける。行けるとこまで共に歩もう。そんな矢先、サヨリからのご飯へのクレームが始まった。その我が儘っぷりたるやかぐや姫───まんぷくパウチ、断固拒否が始まる。

定刻になると「ごわぁん、ごわぁん」と煩いのだから食欲はあるのだろう。ちゅーるも舐めるし謎の魚もガツガツ食べる。今のところ、まんぷくパウチに不満があるようであった。

「腹減ってるなら、まんぷくパウチを食べれば良いのに」そう言い聞かせても、サヨリは己の意思を崩さない。そして、いつものハンガーストライキへと突入した。これをやればおご馳走にありつけると学習しているのだろう。可愛いの暴力を上手に使う猫である。

───それを使われるとお手上げ。

物価高の煽りを喰らい、僕の懐事情もおだやかでは無くなった。毎日、猫のご飯に刺身や鯛など買えやしない。とは言え、こ飯だけはキチンと喰っても頂きたい。つまり、異次元の施策が求められる局面である。失敗は許されない、最も効果的で経済的な活路を見出す。翌日から新たな猫の食材探しが始まった。

───アミーゴ、行ってみるか?。

アミーゴとは、この辺では巨大なペットショップである。この店舗の規模なら、探し求める異次元のキャットフードに出会えるかも知れない。そんなぶらり散歩気分でアミーゴで見つけたキャットフードが家族品質ねこまんまであった。「真鯛入り」の呪文が決定打。製造元はシーチキンのはごろもフーズ。昔から知っている企業への信頼度も高い。ダメ元で買ってみましょう。

───それでも新しいキャットフードを買うときは、いつも怖い。

サヨリさんが食べてくれる確証は無いのだけれど、真鯛の味に騙されてくれる事を信じて2個買った。信頼の総合栄養食チャオちゅ~る(まぐろ)を保険として購入したのは言うまでも無い。いつもそう、いつだってそう、サヨリ案件で困ったときのチャオちゅ~るである。

───では試食をば。

事務所に戻るとサヨリさんのお出迎え。「ごわぁん、ごわぁん」とラブコールが止まらない。今夜はですね、ねこまんまプレミアムをおみまいしてやるぞぉ~。洗ったお皿にねこまんま。経験上、ゼリー状なら食べるかもと期待度が上がった。ガッチャンみたいに何でも食べてくれたらと思いながら差し出した。

───サヨリ、釣れました。

初めてのねこまんま。警戒心から食べようとしない。そんな時はメイド喫茶のオプション発動。「あ~ん」とねこまんまを口元まで近づける。一口食べるとサヨリのやる気スイッチが入った。後はオートメーションで食べてくれる。ガツガツ、ガリガリ、ウゴウゴとあっという間の完食であった。

お前、今回はチョロいな。

いつものまんぷくパウチよりの容量が少ないものだから、気合いのお代わり催促も激しさを増す。猫に慣れないものを一度に食べさせてはいけません。しくじるとゲッポ吐くから。代わりに保険のちゅ~るを一本開けて差し出すと、一瞬でちゅ~るに横恋慕。その瞬間、いつも想う。ちゅ~るの中には、優しさと愛情以外に何が入っているのだろうかと。

しばらくの間、メニューをねこまんまに切り替えて、隙をみて買いだめているまんぷくパウチを出そうと思う。どちらも値段に差が無いのだから、てか、まんぷくパウチの値段が一気に上がって安さの旨みもなくなった。それ故に、買いだめたまんぷくパウチの消費が終われば、はごろものねこまんまへ完全移行するやも知れない。それもこれも、全てはサヨリの気分次第なのだけれど(笑)。

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