2024-03

月曜日(畑の話)

十勝こがねの種芋を植えた

月曜日は畑の話。  2月27日(火)。  先日、ホムセンで購入した十勝こがねの種芋を植えた。今年の二月は中旬から雨が多い。雨が多くて植え付けタイミングを逃しそうだ……ま、いっか。三月でも。  そんな気分で過ごしたけれど、月曜から水曜日までは荒れ模様。木曜日、金曜日は雨模様。やるなら火曜日だと目星をつけて、その日のお昼に作戦を実行した。前日まで冷え込んでいたけれど、この日は少し動けば汗ばむ陽気で、今日もサヨリは元気です(笑)  一月に土の準備をしていた。元肥も爆弾も───細工は流々仕上げを御覧じろってもんだ。だから、穴を掘って芋を埋めればそれで終わり。誰にでも出来る簡単なお仕事です(笑)  シャ...
日曜日(ブログ王スピンオフ)

オッツーのホワイトデー

「オッツー、おいで!」  オッツーは、アケミの犬かよ?  ホワイトデーの前日、俺とオッツーが昼休みの弁当を満喫し終えると、疾風の如くそれは起こった。 「え? オレ?」 「いいから、おいで!!」  アケミとゆきがオッツーを連れて教室から出ていったのだ。あの雰囲気から察するに、オッツーが何かをやらかしたのだろう。もしくは、アケミとゆき。どちらかの地雷を踏んだってところだな……お気の毒。  でもそれは、親友の一大事。俺は教室の窓から頭を出して廊下を覗く。すると、廊下の隅っこでアケミが身振り手振りで話をしている。オッツーは頷くだけだ。どう見ても、アケミにとっちめられている感じである。その内容が気にはな...
土曜日(ショート・ショート)

仕事しながら泣く男

その男は、泣いていた。  夜の工場で、泣いていた。  誰もいない深夜作業を会社へ志願し、夜な夜な孤独な作業に勤しむ男がいた。けれど、男の涙を知る者は誰もいない……そう、いないはずであった。ある夜、残業帰りの事務員にそれを見られるまでは……。 「わたし、見ちゃったんです。深夜作業の男の子、泣きながら仕事してるんですよぉ。わたし、びっくりしちゃって……あれは、そう……むせび泣きでした。何て言ったらいいのかしら? 声すら掛けられませんでしたよぉ~」  それが、社長夫妻の耳に入る。  男はバイトである。これまでの真面目さを買われて正社員でもないのに、工場の鍵を預かっている身であった。そんな彼が泣きなが...
金曜日(小説の話)

新しい小説を書き始めました

金曜日は小説の話。  突然ですがストック危ねぇ!!!  ってことで、この記事も午後六時半を過ぎてから書き始めました。小説を書いていない頃ならば、きっと、パニくりながら書いていたでしょう。でも、今の僕なら大丈ブイ。これが分かるアナタ、そりゃもう、お友達です(笑)  もうね、忙しくて、忙しくて。そんでもって、体力ゲージを回復する時間が取れなくて、今日もサヨリは元気です(笑) もうちょっと、体力あるって過信していたのに……歳には勝てなくて残念です。暇を見つけて執筆に充てた隙間時間。それを、体力回復に振り切った結果。無くなりました、記事のストック(汗)  まったく無くなったワケではなくて、ありますよ、...
木曜日(雑談)

貞子VSゲンちゃんうどん

木曜日は雑談の日。だから、今回も作文の練習をしようと思う。僕にはゲンちゃんうどんのキャラがあるから、有名人がお客さんに来たら? そんなイメージで書き進めてみよう。今回は、リングの貞子で(笑) ☆☆☆☆☆☆☆  わたしは呪った。  わたしを苦しめたあの人を、母をいじめたあいつらを、この国の人間を、全世界の人類までも。わたしは、この世の全てを呪っている。深くて冷たい井戸の底から呪い続けた。呪いのビデオに恨みを込めて……。ビデオからDVD。DVDからネット動画。わたしだって、時代に合わせて進化している。そうやって、今の地位まで上り詰めた。それが、ジャパニーズホラーの女王の座。これが、わたしの勲章だ。...
水曜日(猫の話)

老猫飼いに言わない方がよい一言

水曜日は猫の話。 ───痩せたねぇ……  猫でも、犬でも、年老えば痩せてくる。人間の年齢に当てはめて、七十代、八十代の老体で、ぽっちゃりさんは割と少ない。飼い主が食事に気を遣うのと、猫も食が細くなるからだ。我が家の老猫サヨリも例外ではない。食は太いが体は細い。ガリガリではないのだが、ほっそりとしたスリムな体系を維持している。たぶん、現状がベストサイズ。  だって、そうでしょ? この子、僕の知る限りでは、太った経験が一度もないのだ。だから、わざわざ太らせる必要性すら感じない。食べる量は多いのだから、瘦せの大食い体質なのだろう。いわゆる、ギャル曽根体質だ(汗)  そのすべてを理解した上で「痩せたね...
火曜日(レビュー)

iPadにぴったりサイズ!カメの絵柄の手提げ袋

火曜日はレビューの日。  僕の普段使いの手提げ袋は、紺色で緑のラインで猫のイラストが描いてある。かれこれ、一年半くらい使っているだろうか? その手提げ袋は友人からのいただきものだ。僕は荷物を持ちたくない。たくさん持ち歩くと、あれだ……何かを忘れてしまいそう。否、きっと忘れて帰るだろう。ジジイは自分を過信してはいけない。自分を信じては墓穴を掘る。だから、外出時の手荷物は最小限に努めている。  大荷物の日は赤いリュックで、小荷物は猫柄手提げで。去年から、それがボクのお出かけスタイルになっていた。それは、それで、まるで問題などないのだが、畑にミラーレスカメラを持ち運ぶ日には気を遣う。だって、そうでし...
月曜日(畑の話)

フライングにも程がある!超極早生玉ねぎゲットだぜ

月曜日は畑の話。  プロ農家の人にノートパソコンをあげた。Amazonで購入した中古ノートパソコンだった。その後で購入した、レッツノートの使い勝手がよすぎで予備機に回したパソコンで、今日もサヨリは元気です(笑)   CPUは非力なセレロンながらも、ネット程度なら十分遊べる。Microsoft officeもインストール済み。だから、そこそこ使えるだろうけれど、銭をもらうと後々面倒。だって、そうでしょ? 「お前から買った」つーて、不具合が出ると絶対言われる。もう歳だから、そういう面倒からは遠ざかりたい。これが分かるアナタ、そりゃもう、お友達です(笑)  敵もさるもの引っ搔くもので 「ナンボや? ...
日曜日(ブログ王スピンオフ)

銘菓ひよこがランチのデザート

高二の昼休み。  ゆきがアケミの教室に遊びに来た。その目的は、アケミと一緒に食後デザートを食べること。それは、特別なことでなく、週に何度も行われている女子会のようなものであった。俺とオッツーにとっては、アケミがゆきの教室へ来てくれるほうが有難かった。ゆきの隣は俺たちの教室だからな、おこぼれデザートにありつけるのだ。今日は、アケミの教室か……非常に残念に思いながら、俺とオッツーはゆきの背中を見送った。 「ねぇ、ねぇ、アケミちゃん。これ、どこから食べる?」  ゆきは、カバンの中からお菓子の包みを取り出した。 「あー、ひよこ! 九州のお土産? ひよこって、福岡だっけ? 東京だっけ? どっちでもいっか...
土曜日(ショート・ショート)

死神チハル

1982年、春。  彼女は生と死の狭間を彷徨っていた。  午後3時。確かに信号機は青だった。手を振りながら、彼女が俺に向かって横断歩道を走り寄る。俺も手を振りながら彼女を待った。横断歩道の真ん中で、ドン! という鈍い音。同時に彼女の細い身体が吹き飛ばされた。事故である。白いワンピースと黒い路面が、彼女の血液で赤く染まった。あらぬ方向に折れ曲がった腕と足。その光景に、誰しもが彼女の死を直感した。  ───それでも、彼女は生きていた。  彼女の息はあったのだ。今日俺は、彼女にプロポーズをするつもりだった。なのに、ボロボロになった彼女を抱えて、俺は救急車の到着を待っている。それは、途方もなく永い時間...
金曜日(小説の話)

小説アイデアパクられ問題とスタースシステム

金曜日は小説の話。 ───お前のアイディア、パクられないか?  いえいえ、ご心配には及びません。そんな凄いの書けないし(汗)  僕は思い付いたことをブログに書き殴るタイプだけれど、そこを心配する人がいる。でも僕は、ブログは書いてナンボだし、アイディアなんて、すでに世の中に出尽くしたと考えているし、今日もサヨリは元気だし(笑)  つまり、やった者勝ちなのだ。  たとえるなら恋愛ストーリー。男と女、百合と薔薇、想定されるパターンはこの程度。付け加えるなら宇宙人とか、異世界人とか、獣人とか……その程度。おじいちゃんと孫娘はあかんやつだ。おっさんとJKもたぶん無理。それを自分に当てはめると、僕はそこま...