───同じものばかりを食べる食生活は身体に良くないね
それは常識で豆しばだって知っている豆知識。けれど、実践出来ているかと言われれば、僕の場合はそうでも無かった。だってそうでしょう?、選ぶものも面倒、決めるのも面倒、良いじゃないの同じので。今まで別に何ともないし、死ぬわけでも無い。それはアナタも同じでしょ?。
つまり、食材選びは面倒なのです。さつまいもと、ブロッコリーと、鶏の胸肉と、2ℓのお水。それで何とかなるよ、絶対大丈夫だよ。
───この思考回路が一瞬で裏返るドラマを観た
ABEMAで毎晩配信されている「宮廷女官チャングムの誓い」が面白い。15年以上も昔のドラマにハマるなんて、毎日のひと時が楽しみになるなんて、夢にも思っていなかった。2005年当時、リアルタイムで観ていたチャングム。枯れた目で観ると別の物語に見えるのも不思議です。
その46話。失明した王の謎解きから見えたもの。それは、同じものばかり食べる食生活は良くないね、ダイエットなら尚更だよ。それが腑に落ちすぎて記事に書き始めました。
宮廷女官チャングムの誓い 第46話「医局長の遺書」
───第46話「医局長の遺書」
序盤から盛り上げるのがチャングムシステム。冒頭、失明した王の治療に成功するチャングム。喜びながらも鼻息荒くチャングムに治療法を訊く文定皇后(王妃)。その回答は意外なものだった。
───雄黄中毒によるものです
つまり、ヒ素中毒が失明の原因だと明かすチャングム。困惑する王と王妃。誰もが誰かに毒を盛られたと考えるのは至極当然だ。けれど、チャングムの回答は別物だった。
───自然です
そんなの誰も気付かない。困惑の色が隠せない王妃。
皮膚が弱く定期的に温泉で治療する王。過去の記憶が蘇る。その温泉には微量のヒ素が含まれており、その近くで生まれ育った牛はその水を飲んでいた。淡々と語るチャングム。微量のヒ素が入った牛乳を長年飲み続けたのが王の失明の原因。そこから治療方針を決め、チャングムは王の失明を治療したのだった。塵も積もれば毒となる。
───身に覚え、凄くあります
知っている、分かっている、それは常識だよ豆しばだ。しかし、それを理解して食生活が出来ているかと言われたらそうじゃない。違う、違う、鈴木雅之くらいそうじゃない。同じものばかり食べてちゃ体に悪い。それがスーッと脳に染み込んだ。食生活のリスクベッジ。1話からずっと見続けて来たのですもの。温泉というワードひとつでピンとくる。第25話「母の敵」の伏線が見事に回収された。宮廷女官チャングムの誓いは全編54話。途轍もなく長いドラマ。けれど、忘れた頃の伏線回収。
───これだからチャングムは面白い
ダイエット目的でさつまいもを主軸の食生活を続けている僕。最初は同じ芋ばかり。美味しかった芋ばかり。安心感が違った。美味しいは蜜の味。けれどある日から、記事ネタとして日本中のさつまいもを食べ始めたのも、あながち間違いでも無かったようです。愛猫サヨリのご飯にも気をつけないとです。
───さて、今日はどこのお芋さんを買って帰ろうか。
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