ロマンスグレーの髪染めて

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ぶんぶんストラップ
雑記・覚書き

 今日は半日フリータイムである。図書館にポメラを持ち込んで、記事のストック書こう。そう、朝から決めた。ストックのある無しで、一日の気構えが変わるのだ。毎日が綱渡り。何かしら心に余裕が欲しかった。赤いリュックを手にするまでは。

───うん、無理。

 いくら何でもコレは無い。

 ロマンスグレーと言えば聞こえも良い。その雅な響きは、シュッとした紳士のイメージ。けど、それ違う。今の僕の風貌は、ぶんぶんちゃんは不釣り合い。参加日に来たのがお爺ちゃんでは、ぶんぶんちゃんが可愛そ過ぎる。何よりも、これじゃ友人に失礼だろ?。僕は予定を切り替えた。

───髪、染めるか……。

 予定変更、髪を染めに同級ユッキーの店に向かう。散髪には先月行った。伸びた髪では、炎天下での作業に支障が出るからだ。見た目も暑苦しいし、作業を始めれば実際に暑い。いつもそう、いつだってそう。髪を切るとロマンスグレー。散髪と一緒に髪も染めれば良いのだけれど予算が足りねぇ。だから、少し我慢してから髪を染めるのがお約束である。

 白髪とは、人を一気に老けさせる。白髪頭で出会った人は、一様に驚きの顔で僕を見る。

───頭、そんなに白かった?。

 頭が白いんじゃない、髪が白いんだ。

 たぶん、四十路の頃から白かったと思う。当時は自分で染めていた。ビゲンのヘアカラーでやっていた。だがしかし、頭皮上での運動会。白組がんばる、めっちゃ頑張った。ある時期から白組制圧。一気に白髪が増加する。もはやどうにもならなくて、今日もサヨリは元気です。

 自分で見えない、後頭部が上手く出来ない。面倒で、諦めて、年貢を納めてユッキーの店である。通い初めて五年くらいになるのだろうか?。

 今回は一ヶ月ほど白髪で過ごした。その間、筋肉バスターの勢いで老人力をフルに使った。これが分かるアナタ、そりゃもう、お友達です(笑)。

 ロマンスグレーは魔法のアイテム。高齢化進む桃畑では無力だけれど、それと真逆の現場では若い衆が気を遣って動いてくれる。それが楽ちんなのである。ぶんぶんちゃんが居なければ、きっと、このまま、夏を越していたのに決まってる。

───いつもので。

 散髪も毛染めもいつもので。

 そもそも元が悪いのだ。今更、どう足掻いても仕方ない。髪は短くて結構。髪色は松崎しげる色もあれば十分である。染める髪があるだけまだマシ。そう思えるだけで幸せだ。物欲、性欲、支配欲……欲はストレスの元凶である。欲張ってはいけない。

 ところで、ところで、ところで奥さん。髪色って大事よな。髪を染める。ただそれだけ。なのに十歳は若返る。なんだか元気はつらつ。動けそうな顔にも見えて、軽く後悔。

 明日からは、現場で優しくして貰えないのだろうな。とは言え、ぶんぶんちゃんの為である。取りあえずがんばろ(笑)。

コメント

  1. ビフォーアフター見たかったな。カッコ良くなったんだろうなぁ。僕は毛量はあるけど若白髪で20代から白髪だらけ。 白髪染めはアレルギーで使えないし、ロマンも無いのにずっとロマンスグレー。ただの灰色。グレーな人生そのものです。今では白髪8割以上だけど白髪の紳士にもなれないし。雉虎さんと同級生位だと思うけど僕の方が老けてるのだろうなぁ…。

    • そんな事無いですよ。誰しもが年相応になりますから(汗)。ココさん曰く、男はロマンスグレーになってから。名言ですね(笑)。

  2. 男はロマンスグレーになってから( ´∀`)

    • それ、良い響きだ(笑)。

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