───目が痛い!
強烈な目の痛み。眼精疲労の軽減目的で購入したKindle Paperwhite。買ってひと月足らずで新機種が発表された事に驚く。そんな悲劇も乗り越えて、シッダールタ、日本沈没、ヘッセ 人生の言葉、小説家になって億を稼ごう、チョコレートの歴史と読み進めている。やっぱり液晶画面なら調子良い。これで目の痛みともオサラバさ。そう考えていた矢先。
───目の不調が再発
目元がショボショボで、眼球の奥底がゴロゴロで、文字が二重に見える。ブログどころかTwitterすら見られない。ネットは暫くお預けかな?。でも、そんな時のポメラです。ポメラは執筆集中に特化された入力機器だと称されている。加えて液晶画面が目に優しい。僕にとって後者の方がより重要。それだけで、とんでもなく大きな魅力を秘めているのです。
現状、ポメラの最強機種はDM200。プロの作家さんも使っているのだとか。予算が許すのならすぐにでも欲しい名機です。
目の不調時の為に購入したポメラ。さぁ〜ショータイムだ!。サクッと取り出しパワーオン。ん?、パワーオ〜ン!。
───サヨリさん、事件です。電源が入りません!
僕の膝からキョトンと見上げる愛猫サヨリ。スイッチを何度押しても、新品の電池に入れ替えても、叩いても、揺すっても、動かざるは山の如し。壊れてる…。さて、どうしよう。ポメラは高級品で簡単に買い替えなど出来ない。今、その予算があれば、先に欲しいのは無印iPad。先日、iPadが一台壊れたので予備マシンが欲しい。
天井を眺めて思い立つ。───プランB、やっちゃう?。
───プランB発動
記事の下書きならノートに書ける。僕の指すノートはスケッチブック。大きなまとめを書くときに使う武器。芸人さんのネタ帳と同じ。主な用途はマインドマップ。
紙とえんぴつなら目への負担も少ない。ポメラも、iPadも、パソコンも、元々無かった時代の子。今日からガンコで諦めの悪いアナログ派で行こう。仕上げの作業もiPadなら半時間あれば十分だ。さて、お楽しみはここからだ。しかし、結論はすぐに出た。
───うん、イマイチ
WordPressのブロックエディタに慣れ過ぎた。嫌いだったけれど慣れてしまった。文節単位で上下移動出来ないストレス。メモアプリなら、カット&ペーストで同じような操作を再現できる。しかし、紙面じゃそれは無理。アナログで文節が移動出来る方法…。
───七人の登場人物を貴方の部屋のよく見える壁に貼り付けます
これだ!それは『小説家になって億を稼ごう』の一節。筆者は『千里眼』の松岡圭祐先生。もうね、お金を出してでも本は読んでおくものです。下手な情報商材じゃこうはいかない。
思い立ったら吉日。ウォーキングついでにお買い物。その道中で凄いものを見た。車道を走るローラースルーゴーゴー。直感的に思う…どちらかと言えば歩道でしょ?。
スクーターの速度で車道を走る電動キックボード。後ろにはナンバープレート。こちら寄りじゃ無かった。颯爽と走るキックボードは格好良くて目立った。
幾らするの?、何キロくらい走れるの?、ずっと立ってしんどく無いの?、周りの車は怖くない?。色々考えている間に目的地についた。スーパーの文房具売り場。お目当てはそこにあった。
───そう、付箋
7.5センチ角の付箋に文節を書いて貼り付ける。読み返して位置を移動。思い付きもドンドン貼り付ける。それを元にiPadのメモアプリで仕上げ。この記事のひとつ前の記事も、この方法で書き上げた。メモアプリで記事を直接書くより、付箋を使った方が早く仕上がったのは意外だった。
───もしかしたら、1日3記事だって書けそうだ
文字を書いて、貼りつけて、読み直しながら単語や文章を付け加える。読めても書けない漢字が多い僕。躊躇無くひらがなとカタカナを使った。漢字はお正書の時にiPadが教えてくれる。
このナイスなアイディア。書籍化するか?。そんな気分で調べると『ふせんノート術』という本が既に販売されていた。
世の中、そんなに甘くない。
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