執筆作業で最大の敵は猫

ポメラ
小説始めました

 初めての長編小説。

 月曜日から本腰を入れてもう土曜日。あれ、ワープしてね? おっかしいなぁ、さっきまで火曜だったのに…。もうね、未来を旅するタイムトラベラーな気分で、今日もサヨリは元気です。あっという間に時が過ぎる。分針の一段飛ばしとはこの事だ(汗)

 時間が加速したのは照準が合ったから。これを書いていいのかどうか、じっくり考えたけれど書く事にしました。週の前半戦は地球滅亡との戦いだった。だってそうでしょう? 滅亡させたらバッドエンド。させなければ陳腐に終わる。良き感じだと思っても、いざ、キャラクターを動かすとやっぱり最後に全滅してしまう。やっても、やっても皆殺し。

 水曜日、霊場八栗寺での記事を書いた。完全に参ってしまっていた頃である。何でもなければ感動の全滅ストーリーを描き切るのもよいだろう。忠臣蔵も新撰組もイデオンだってその結末だった。けれど、この一作に限ってはそれじゃない。読み終えた後、嫌な気分じゃ話にならない。

 お師匠様、ほんとにごめん。ストーリーを改変しちゃった(汗) ヒロインには会いに行くけど、新幹線で普通に行きます。今朝からずっと書き続けているのだけど、話が決まってしまうと作業だけが残ってしまう。だったらガンガン書けるのかと思いきや割と作業が進まない。

 誤字脱字、細かい言い回しは後回しにしながら進めても、五千字超えると頭が止まる。いわゆる思考停止状態。人間って、限界を迎えた瞬間こうなるのか…。マジで思った。こりゃ、短距離走は諦めてマラソンだ。

 それと同時に強敵現る。大きく広げた人類滅亡。そこから日常へとスケールダウンさせた途端、消えてなくなるんですよ、山場というのが。緊迫感とか緊張感とか。コメディで逃げ切るにも限界あるし、普通に泣きの場面もなくなるし。新一ぃー!、ラーン! みたいな緊迫の場面がもうないし。やっぱ、観覧車でも壊してみようか? そんな気にもなってしまう。未だ決定的シーンが浮かばないのです。朧げには見えているけど。

 途中で読み返しながら我思う。

───これって、面白いの?

 最後の一行まで読まれたら、あぁ…ってなるだろうけれど、読者の興味が続くかどうか。そこいら辺も考えどころ(汗) 焦っていたら、0800から始まる着信電話。電話に出ると無言で切りやがった。調べてみるとフリーダイヤルらしくて、その電話番号、迷惑・詐欺リストに掲載されている。もうコレは、アレだ…古の昔から、火のないところに煙は立たないって諺もあるし。携帯キャリアが契約解除すべき案件でしょ? 火を見るよりも簡単な問題だと思う。

───もう、スマホの電源、切ろうかね…。

 イラっとしていると真打登場! いつも寝ているはずのサヨリさんが絶好調で、このところ、とにかくちょっかいを入れてくる。何それ?カニでも喰ってんの? ってくらい静かにな時は、僕の膝の上で爆睡開始。ずっとべったりなサヨリさん。ひっつき虫も可愛いから許すけど…。

 現段階において、執筆作業の最大の敵は猫でした(汗)

 

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